テレビに取って代わるのか?

インターネットテレビに立ちはだかる大きな壁とは

2005.12.01 THU

インターネットでテレビ番組を配信する、いわゆるインターネットテレビに参入する企業が増えている。日本テレビが第2日本テレビを開局し、今年4月にスタートしたUSENの無料インターネットテレビ「GyaO」は、すでに登録者が400万人を突破したとか。さらに、政府まで政府インターネットテレビの配信を開始。

でも、なぜこぞって参入するの?

理由のひとつは、テレビを見る人が減っていることにある。毎日決まった時間に番組が放送される今のテレビが、生活スタイルに合わないのだ。反対に視聴時間が増えているのがインターネット。これに動画もストレスなく見られるブロードバンドの普及も、拍車をかけているという。今後も視聴者が増えると見込まれるインターネットで、番組を配信しようというわけだ。韓国では、すでに当たり前の光景とか。

しかし、テレビに変わるメディアになるかといえば、そうでもないらしい。

「画質もいいとは言えないし、一度にたくさんの人がアクセスするとサーバーがダウンしてしまう問題もある。それから、韓国ではオリジナルコンテンツよりも過去の番組の再放送に人気が集まってます。日本も同じでは?」(ソフトバンクBB広報担当)

つまり、オリジナル番組を放送する地上波に対して、インターネットテレビは、過去に放送された名作番組の配信が中心。住み分けができると考えられているのだ。

しかし、著作権の問題がある。テレビ番組にはいくつも著作権が存在し、許諾を得るのに時間もコストもかかる。さらに芸能プロダクションなどが、タレントの過去作品と現在のギャップによる悪影響を心配していて、協力を得にくい面もあるのだ。

とはいえ、時間に縛られず番組が楽しめる、インターネットテレビは忙しい僕らにうってつけ。普通はカットされてしまうようなシーンや、斬新な番組を視聴できる可能性もある。高画質モニタでも買って、待つことにしますか?

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト