検索結果の並び順はどうやって決まるの?

グーグル快進撃の“秘策” 「ページランク」ってなんだ?

2006.06.15 THU

「グーグルに載らざるものは、ウェブサイトにあらず」なんて。平家物語ばりの大言も誇張にならぬほどインターネット上で揺るぎない“権威”を勝ち得ている人気の検索サイト、グーグル。98年の創業以来、わずか10年足らずの間に時価総額13兆円を達成、という驚異的な急成長ぶりは、まさにIT神話の象徴といえるだろう。はたして、グーグルがこれほどまでの巨大企業となれた理由は、どこにあったのか? その“鍵”を握るのが、「ページランク」と呼ばれる、ウェブサイトの格付け法だ。

言うまでもなく、検索サイトの存在意義とは、星の数ほど存在するウェブサイトの中から、知りたい情報が載っているページを的確に教えてくれること。いくら検索しても、まったく関係のないページばかりが出てきたのでは、なんの役にも立たない。そこで登場するのが、検索結果をキーワードとの関連性が高いものから順に並べ替える、ウェブサイトの“格付け”だ。当然、検索サイトを運営する各社とも、工夫を凝らし独自の格付け法を開発しているのだが、なかでも特に斬新だったのが、グーグルの「ページランク」だった、というわけ。

簡単にまとめると、「良いページからリンクを張られているページは良いページ」という理屈が、ページランクの基本。つまり、多くの“良いページ”からリンクされているページが、検索結果の上位にくる、ということになる。ちなみにこれは、「他の論文で引用されることが多い論文は良い論文」という、学術論文評価の手法からヒントを得たもの、と言われている。

理屈はとてもシンプルながら、ページランクの発想が、かつてあまた存在した他の検索サイトを駆逐し、グーグルに多くの利用者を獲得する武器となったことは、紛れもない事実。はたして“おごれる者”を打ち倒す、源氏ライクな新技術はいつ登場するのか? ネット界の歴史は、まさに今が動乱の時代なのである。

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