日本の顔文字がアジア圏で人気!

国民性も反映されている、世界の「顔文字」事情とは?

2007.06.28 THU

アメリカ人は口で、日本人は目で話す…? 実はコレ、皆さんおなじみの「顔文字」のハナシ。欧米圏の顔文字と日本のそれとでは確かに違う。でも、なぜでしょう? 最近、「表情知覚の際に注目する顔のパーツの日米差」に関する調査を行った北海道大学大学院文学研究科の結城雅樹准教授に聞いてみた。

「顔文字で感情を表現する際、日本では(^_^)や(@_@)のように、目の表情が豊かであるのに対し、アメリカでは「:-s」や「:-o」のように顔を倒して表現し、口の表情に特徴が表れます。日本とアメリカで行った実験では、アメリカ人は相手の口の形に注目して気持ちを読み取ろうとする一方、日本人は相手の目に注目することが分かりました。日本人はあからさまな感情表現を避けるので、つい正直な気持ちが表れてしまう目に注目するのでしょう。顔文字の使い方の違いも、こうした文化差の一つの表れと考えられます」

ちなみに顔文字の起源は80年代初頭、インターネット以前のパソコン通信の時代にアメリカで生まれたというのが定説。これを日本人が“輸入”し、全角文字や半角カナという「図形の文字領域が広い入力アシストツール」を生かして独自に発展させていったのが現在の日本流顔文字となった。では、世界各国の顔文字事情はどうなっているのか? Gabaマンツーマン英会話に聞いてみると、

「アメリカやイギリスなどのアルファベット主流の欧米圏では、90年代前半から横倒しした顔文字を日常的に使っているようです。一方、日本のトレンドを上手に取り入れる東アジア圏では日本同様、目に当たる部分を変化させる顔文字を使っているみたいですよ」(Gaba・高橋真実子さん)

世界の顔文字事情は日本流・欧米流に大別できるというわけだ。アジア圏でスタンダードになりつつある日本流の顔文字は表現力も豊か。普段、顔文字を使っていない皆さん。たまには遊び心で取り入れてみるのも良いのでは!


関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト