サングラスで観る映像の世界

未来っぽさ全開の『テレグラス』の次期モデルを考えてみた!

2007.10.05 FRI


現行モデル『テレグラスT4-N』は、すでに3D映像にも対応。価格は13万4400円(送料別)。
眼鏡型の映像ディスプレイ、『テレグラス』をご存じだろうか。眼鏡タイプのこの製品、身に付ければなんと、2m先にある45インチモニターを視聴するのと同じ視聴環境が視界に広がるという、じつに近未来的な商品なのだ。

開発元であるスカラ社(山本正男社長)は、もともと医療用マイクロスコープの開発で知られるメーカー。「光学系と映像回路を極端に小型化した結果、眼鏡のなかにテレビが入ってしまいました」(取締役・清原大三氏)とこともなげに語るが、今春に大阪で行われた「第27回医学会総会」で参考出品されて以来、その反響はすさまじい。

「小型化だけでなく、デザインや音質にもとことんこだわりました。量産が難しいため、弊社のWebから受注し、限定生産していますが、予想以上の反響です。現在は注文から納品まで2~3カ月ほど。10万円以上もする商品に、ニュースを見ただけでこれだけ注文をいただくわけですから、大きな期待を感じますね」(同)

このテレグラス、もともとは顕微鏡手術を手がける医師からの「何時間も同じ姿勢で頚椎(けいつい)を痛める。顕微鏡映像をフリーな状態で確認できるツールがほしい」との要望をもとに、7年の歳月をかけて開発されたもの。こうしたHMD(ヘッドマウントディスプレイ)はこれまでにも存在していたが、両眼用タイプは視界が完全にふさがれる点がネックとされてきた。その点、テレグラスは映像を見ながらも周囲の視界を確保しているし(かといって、歩きながらや運転中の使用は厳禁!)、機器本体を手に持っておく必要もないから、映画鑑賞などの長時間使用にも適している。まさにHMDの新時代到来だ。

さて、この未来っぽさ全開のテレグラス。さらなる進化に、ぜひ『R25』も貢献したい。…というわけで、スカラ社に次期モデルのアイデアを提案してみた。

・骨伝導を採用でイヤホンを省略! より眼鏡に近い形状に。

「十分あり得ますし、弊社でも考えています。ただ、骨伝導技術はまだ音楽を鑑賞するのに適したクオリティではないのでは? ヘッドホンより優れた音質の骨伝導製品が登場したらぜひ教えてほしいですね」

・サングラスではなく、透明レンズバージョン。

「テレグラスの究極はその方向だと思っています。実現に向け、いろいろと技術革新を進めていますよ」

・いっそ、コンタクトレンズ型。

「あはは! それは眼球型テレグラスですね。将来、『R25』読者にロボットの方も増えるなら、それもありかもしれません(笑)」

…と、今後どこまで実現に迫るか、期待は尽きない。

「テレグラスがAV市場の活性化につながれば本望です。将来、電車に乗ったらテレグラスをかけている人が数名は乗ってる――というほどに浸透してくれるのが夢ですね」

現時点では異様に思えるそんな光景も、違和感なく日常風景に溶け込む時代がやってくるかもしれない。

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