実はWiiやPS3のコントローラーにも!

ケータイやノートPCに搭載されてる“Bluetooth”で何ができるの?

2007.11.16 FRI


Bluetoothの語源は、ノルウェーとデンマークを無血統合した“ハーラル青歯王”より。「乱立する無線通信規格を統合したい」という願いが込められている 撮影:熊林組
突然ですがBluetooth(ブルートゥース)ってご存じですか?最近ケータイやノートPCを新調された方だと、もしかしたら青い楕円にアンテナをあしらったアイコン(写真参照)をご覧になっているかもしれません。Bluetoothとは、いったい何なのか? ITライターの草分け的存在、山崎潤一郎さんにうかがいました。

「パソコンやマウス、あるいはキーボード、プリンタなどを接続する“USB”ってありますよね。大ざっぱにいうと、Bluetoothとは“無線のUSB”みたいなもの。パソコンと周辺機器、ケータイと周辺機器をつなぐ無線規格なんです」

すでにケータイには、アドレス交換の際に使われる赤外線通信機能が付いていますが、あれはテレビのリモコンのように、信号の発信側と受信側を向かい合わせなければいけません。しかしBluetoothは、10m程度なら機器の間に障害物があっても通信できるのだとか。

具体的には何に使うんでしょうか?

「ケータイなら、手ぶらで通話ができるBluetoothヘッドセットが代表的ですね。Bluetooth対応の音楽ケータイだと、コードレスで音楽を聴いている途中に着信して、そのまま通話することもできます。パソコンでもBluetoothヘッドセットは、音声チャットやSkype(インターネット電話の無料ソフト)などで使えますね。またパソコンとBluetoothマウスやBluetoothキーボードなどの組み合わせは、わずらわしいコードから解放されて快適ですよ」(同)

おお。ノートPCとマウスなんか、お出かけ先でいちいち接続しなくて済むのはとっても便利そうです。

「ただ注意しなくてはいけないのは、Bluetooth機器同士なら何でもつながるわけじゃないってことですね。Bluetoothには、例えば本体とヘッドセットをつないで通話するための『HFP』や、本体とマウスやキーボードを接続するための『HID』など、用途によって個別の『プロファイル』があって、通信しようとする機器同士が、同じプロファイルに対応していないと接続できないんです」

このプロファイル。パソコンではほとんど心配する必要はないみたいですが、ケータイだと、例えば『通話(HFP)はできるけど、音楽(A2DP)は聴けない』など用意されていないプロファイルもあるので機器の購入前には確認が必要です。

便利だけど面倒くさそう、と思ったあなた。でも実は知らないうちにBluetoothを使っているかも。なぜならWiiやPS3などのゲームコントローラは、Bluetoothの技術を使ったものなんですよ。ホラ、一度あんな快適なものを使ったら、今さらコードありには戻れないでしょ?

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