思い出の場所の現状がわかるコンテンツ

「ちょっと見てきて」編集部を実際にちょっと見てきた!

2007.12.14 FRI


「見てきて」投稿は、だいたい1日20~30件。東京だと7割近く「見てきた」投稿がアップされている。近所に投稿があったら見てきてみよう。人助けって結構気分いいもんですよ
昔、よく行った飲食店、住んでいた場所、通っていた学校…何年も訪れていないが、あの思い出の地は今、どうなっているのだろう? 実際、行くのはメンドーなので、誰か見てきてくんないかな。

そんなムシのいい願いを叶えてくれる素敵すぎるコンテンツが存在する。それが@niftyのデイリーポータルZが提供する「ちょっと見てきて」だ。おおまかに場所を指定し、コメントをつけて「見てきて」投稿をすると、たまたまその近くに住んでいたりする赤の他人が報告してくれるシステム。まったくの善意で成り立っている企画なのだが、結構な確率で見てきてくれる人がいる。心温まるコーナーなのだ。

では、「ちょっと見てきて」はどんな方々が運営しているのか。早速、ちょっと見てきました。お話を伺ったのは、デイリーポータルZのウェブマスターである林 雄司さん。

思ったより見てきてくれる人がいるという印象ですけど、予想はしてました?

「いやまあ、みんなのこのモチベーションは何なんだろうって思うこともありますが(笑)、ありがたいですね。2年前に1カ月限定でやった時、反応が良かったのでいけるかなと。やっぱり面白い店があるとか、思い出に物語性があるとレスがつきやすいです。あと予想外だったのは、ネタっぽい投稿。グーグルマップで見たんだけど有明の海に浮かんでる四角いブロックって何? とか。109の前とかで飲み物を配ってたりする時がありますけど、今何配ってんの? みたいな。上手いなあ、と思いましたね。勝手にネタを作ってくれてありがとう、という感じです」(林さん)

このコンテンツって参加者がガンガン増えたら、いろんな可能性がありそうですけど、今後の展開とかって考えたりしてます?

「カテゴリ別にして何かできないかなあ、とぼんやり考えてます。たとえば“タワー”っていうカテゴリを作ったら、日本中のおかしなタワーをマッピングできるような(笑)。ただ、単なる地図サイトみたいになりたくないので、デイリーポータルZ的なノリで、だらしなく投稿してほしいですね」(同)

そもそも「ちょっと見てきて」があるサイト、デイリーポータルZのキャッチコピーは「やる気がない残業時間に見るサイト」。実際、確かにそんなユルい時間に見るのにちょうどいいトンチの利いたユーモアあふれる記事や投稿が満載の愉快なサイトである。独特なほっこりしたノリがあり、それが「ちょっと見てきて」の相互扶助的ムードを下支えしているのかもしれない。

取材後、ちょっと気になるラーメン屋さんの「見てきて」投稿があったので、「見てきた」投稿をしてみました。続きは「ちょっと見てきて」サイト内にて。

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