染之助師匠を直撃取材!

「インターネット傘」も登場!? 梅雨に備えて傘にまつわる小噺を一席

2008.05.30 FRI


1本作るのに大きな竹が1本必要という海老一染之助師匠の傘。傘回しの芸で年間10本は使いつぶしてしまうそうです 撮影/寺島由里佳(プレスラボ)
うっとうしい梅雨の季節ですが、傘を持つのが楽しくなりそうな驚きの商品を慶応義塾大学の研究室が開発しているのをご存じでしょうか? その名も「インターネット傘パイレウス」。なんと、インターネットに接続できる傘なんです。

通常、ネットの情報はPCモニタに表示させますが、これは傘の内側に画面を映し出すという代物。傘の柄に付いているボタンを操作し、GPS機能と地図アプリケーションを使って現在地を鳥瞰図で表示させることができるそうなんです。現在はまだ研究開発中とのことですが、商品化されたらちょっと使ってみたいかも。というわけで、こちらの近未来傘も気になりますが、差し迫った梅雨に向けて良い傘選びのコツも知りたいところ。傘といえばやっぱり、「おめでとうございま~す」の傘回しで有名な海老一染之助師匠ですよね。といういささか強引な流れですが、さっそく染之助師匠を直撃してみました!「芸でいつも使っている和傘は、岐阜の職人に依頼して作ってもらっております。価格は1本3万円。実は昔はもっと安く作ってくれていたんですが、私がテレビに出させてもらえるようになってきたある日、『傘回しの染之助さんですか、じゃあ3万円に値上げしておきます』と言われてから3万円なんですよ(笑)」有名人になったら価格をまけてくれた、なんて話はよく聞きますが、高めに見積もられたなんて(苦笑)。ちなみに、普段はどんな傘を使っているのでしょうか?「普通のこうもり傘を利用しています。傘回し用の傘を持って歩くと『傘回しの人だ!』って人が集まってきますからね。私じゃなくて傘が有名なんですよ。舞台に立って『傘だぁ~』と言うと、傘回しの芸をやるより大きな歓声を受けたりします。世界中で公演を行いましたが、傘をアピールするだけで拍手喝采が起こるのは日本だけ。日本人は傘が好きですね」傘が人気なのではなくて、師匠が傘を持っているからみんな喜ぶんですよ! さて、そろそろ傘選びのコツを。「江戸時代には傘は武士しか持てない特別なもので、傘回しの芸ももともとは伊勢神宮の神職が始めたんですよ。祈祷と一緒に神社の人がすることですから、芸人はやっちゃいけないことだったんです。明治のころまで、傘はステイタスシンボルだという風潮が残っていたようですね」へぇ~、知りませんでした。って、傘選びのコツを伺うつもりが、いつの間にか傘回しについてのお勉強になってしまいました。では師匠、最後にキメのひと言を!

「おめでとうございまぁ~す!!」

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