5秒スタジアム、∞(むげん)プチプチ…etc.

ガジェット開発の裏舞台とは?新商品企画を持ち込んでみたよ

2008.07.18 FRI


写真は、『5秒スタジアム』。ちなみに、今回は特別に企画持ち込みをお願いしましたが、通常、バンダイでは商品アイデアの一般公募は行っていないので、あしからず。
ストップウォッチを5.00秒ジャストで止められるか? そんな単純ながらも、誰もがチャレンジ精神を刺激されそうなゲームが、発売前から話題を呼んでいる。7月26日にバンダイから発売される『5秒スタジアム』だ。

バンダイといえば、発売以降、250万個を売り上げている『(むげん)プチプチ』や、その後に続いた『エダマメ』シリーズ(発売2ヵ月で100万個超え)など、ヒット商品を連発中。今回の『5秒スタジアム』の詳細を知って、「相変わらず、いいとこつくなー」と唸ってしまったのは僕だけではないハズ。

一体、こうしたアイデア商品の数々はどのように生まれるのか? 上記の商品群を手掛けた『Gadget(ガジェット)』シリーズのチームを担当する、バンダイ・プレイトイ事業部の亀田真司さんに、お話を聞いてみることに。せっかくなので新商品の企画も持ち込んでみようと、シリーズの新商品を考えること一晩。ヒットしそうな企画を必死で思案するも、なかなか思い付きません。

「まあ、なかなか難しいですよね(笑)。そういうときは、『ついつい遊んでしまう行為ってなんだろう?』と視点を変えてみるんです。直球で『ゲームを考えよう』ではなくて、どちらかというと外枠の発想から考えていくのがコツかもしれませんね」

なるほど。正直、それを先に聞きたかったかも(苦笑)。とはいえ、こちらも手ぶらで来たワケじゃありません! 昨日一晩、「やってて気持ちいいと感じて、かつ継続して、やりたくなってしまうこと」に的を絞って、考えに考え抜きました。

そうして、ひねり出した企画のひとつが、割り箸をきれいに割れたときの快感に着想を得た『ワリバシ』。もうひとつは、ゆで卵のカラをきれいにむく快感に着想を得た『カラむき』! ズバリ、どうでしょうか? 

「ひとつ聞きたいのですが、ゆで卵はカラの処理をどうするかまで考えてます?」

いや、そこまでは、まだ。

「カラの処理さえクリアできたら、ゆで卵は面白いかもしれないですね。売れるかもしれません」

おおっ! でも、確かに問題はカラの処理。いやー、やっぱ玩具のアイデアを最後まで形にするのって難しいですね。

ちなみに、近年、ガジェットシリーズのチームに配属された新人さんは、まず手初めに『1000本ノック』と呼ばれる、アイデア1000個の提出を課されるのだとか。ひとつやふたつのアイデアで企画を通そうなんて思った僕が甘ちゃんでした。やはり、ヒット商品開発の裏側には、開発者たちの並々ならぬ努力があるんですね。

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