隣の理系がワカラナイ

第4回 今から理系になる方法「理転」のススメ

2009.01.23 FRI

隣の理系がワカラナイ

今狙ってる人がまさに理系男子なので、この記事を待ってました!!!
彼は本当にオクテで、いい人なんだけどしゃべってくれないし、むこうから誘ってくれないし、どう攻めたらいいのか全く分かりませんでした。かっこいいのに5年間彼女がいないそうで、それはやっぱり記事に書いてあるとおり出会いがなかったんだと思います(理系大学卒業就職)。なので、参加した結婚式ではモテモテでした。
私もそこで一目惚れ。記事の後半を読んで希望が出てきました!最初のうちだけ女性がリードすればいいんですね。頑張ります!と言っても私もガンガンいくタイプではないのでまだまだ時間がかかりそうですが。

投稿者:「hiro」さん(東京都/24歳/女性)

hiroさん、がんばってステキな理系男子をゲットしてください!

hiroさんの他にも「これからはもっと温かい目で見るようにします」という
女子からのお言葉がチラホラ。
理系男子には嬉しいことじゃないですか!

こんな理系男子のモテッぷりを意識してかどうか分かりませんが、
「理系、ちょっといいかも」と思い始めた文系男子のために、
今回は「理系職種への転職」について調べてみました。
まったくの知識・経験ゼロから理系職種に転職するのって、
損なの?得なの? じっくり考えてみたいと思います。
イラスト/きたみりゅうじ 今回イラストを描いてくれたきたみさんは元プログラマでもあるので、きたみさんから見た文系出身エンジニアについてイラストを描いてもらった上で、こんなコメントももらいました。 “知らないこと”や“知らないもの”を楽しめる人であれば、たいてい転職してきても大丈夫なように思います。『わぁ知らないもんがいっぱいだー、教えて教えて、うひょう楽しいー』ぐらいだとかなりバッチグー。

「未経験・文系出身OK」でもどうして採用してもらえるの?



フリーランスの物書きなんかをやっていると、ふと「このままで将来大丈夫なんだろうか」と眠れないくらい不安になることがあるんですよ。そして、痛烈に思うわけです。「手に職があればなぁ」と。芸術的センスや才能もいいですが、やっぱり確かな技術がほしい!

以前、リクナビNEXTの黒田真行編集長も「求人に対して人材が不足しているので、理系職種は売り手市場」と言っていましたし、今からでも理系職種になりたい。とはいえ、数学、物理、化学などなど理系科目全滅の私が、今から理系職種になるにはどうすればいいのでしょうか。数々のハイテク企業で採用のアドバイスを行っているほか、『転職道場』(アスペクト)をはじめ転職に関する著作も多い人材コンサルタントの菅野宏三さんにお話を聞いてきました。

「制御系の機械エンジニアとか化学系職種では難しいですが、基本的には理系職種への転職は可能です。実際、IT系エンジニアには文系出身の人がたくさんいます。大事なのは、本人の『やりたい』という強い意志。学生時代の専攻やこれまでの専門分野は忘れていい。むしろ未経験者を積極的に採用している会社もあるくらいで、他の分野の経験があることやユーザーに近い目線を持っていることがメリットになることもあります」

ぶっちゃけ「得か?損か?」ということではどうでしょうか? 将来的な安定が手に入る代わりに、収入ダウンということもあったりして。

「理系職種には仕事に直結した資格が山のようにあって、資格手当という形でそのまま収入アップにつながります。文系でも社会保険労務士や中小企業診断士などの資格があるけれども、技術系資格の種類の多さはケタ違い。それに、資格があれば自分自身でスキルアップできます。営業職などでは経験がないと実績を示すことができませんが、技術系資格を持っていれば、経験がなくても同等の知識があることをアピールできます。熱意と努力があれば大丈夫です」

問題は努力ですかね。学生時代も努力が足りなくて、理数系と決別したのですが。

「ある程度の知識さえ身についていれば、仕事をしながらステップアップできるのも理系職種のいいところなんですよ。未経験からいきなりSEになるのは難しくても、保守・サポートからスタートして、プログラマ、SEへとステップアップすることができる。ここでSEとしての技術を身につければ、不況のIT業界や製造業から離れて、将来の成長が見込める環境やエネルギー業界に進むことができる。技術という普遍的な武器を身につけておくと、将来のキャリアが全然違ってきますよ」

今の専門を深めていくことでキャリアアップするのもいいけれど、技術というもう一つの武器が手に入るなら「理転」も面白いかもしれません。
「新しい技術は日々勉強しつつ、30歳くらいまでにはリーダーシップも身につけて、マネジメントをやってみたいですね。将来のことは10年先くらいまで考えています」と語る栗田さん。将来像が描けるというのは、今が充実している証拠でしょう。

コンピュータの知識ゼロからSEになる方法は?



まったくの未経験から理系職種に転職することが可能だとしても、現実には色々と辛いことがありそう。というわけで、実際に「理転」を実現させた人からお話を聞くことにしました。

そこで、リクナビNEXTで技術系職種の人材募集をしている会社の中で「未経験歓迎」としている会社を検索(私が見たときは、都内のシステム開発の求人のうち約2割が未経験歓迎)。その中で、未経験者向けに手厚いサポートを行っていると書かれていた株式会社ジェイ・エス・エル(JSL)に行ってきました。この会社は、技術開発支援のための人財ソリューション事業を行っているのだそうです(「人材」ではなく「人財」と呼ぶ会社。この辺からも「未経験歓迎」な感じがします)。

2006年に運送会社から転職してきたという栗田悠司さん(27歳)は、この会社に入社するまでコンピュータの知識はほとんどゼロ。それなのに、どうして転職しようと思ったのでしょうか。

「運送会社では肉体労働だったので将来が不安したが、技術系職種なら将来性があるように思えたので。それに、自分で作ったソフトなりシステムなりをユーザーに使ってもらえるというのもいいなと思ったし、すごく『やりたい』と思えたんです」(栗田さん)

コンピュータの知識・経験がゼロでも大丈夫だったのは、この会社が運営している技術スクールで、無料トレーニングを受けられるから(やる気がある人なら誰でも受講可能。今は東京以外の拠点のみ)。栗田さんはこのスクールに2カ月間通い詰め、C言語によるプログラミングの基礎を学んだそうです。それでも入社当時はソフトのテストをする仕事からスタート。2年経った今ではシステム開発をしています。

とはいえ、会社側にとっては入社して即戦力となるような経験者を採用した方がいいように思うのですが。無料でスクール受講までさせるなんて、どこまで太っ腹な会社なんでしょうか。その辺のところを、採用を担当している人財開発部の奥村俊博さんに聞いてみました。

「当社には、栗田のほかにも元美容師や元飲食店店員など理系以外の異業種からの転職組がたくさんいます。彼らは経験がない分を努力でカバーしようとしますから、成長も早い。うちではお客様に対しても『このエンジニアは未経験です』と包み隠さず申し上げて派遣しますが、お客様からも評価は高いんですよ。結局はスキルよりマインドなんです。無料でスクール受講させるのも、その人の本気度を見るためです」(奥村さん)

転職以来、やる気いっぱいの栗田さん。先輩エンジニアが開催する勉強会に毎回参加し、情報処理技術者試験(国家資格)も取得。そんな努力が認められて念願の開発エンジニアになれたわけですが、新しい世界で挫折しそうになったことはなかったですか?

「後悔したことは一度もありませんね。お客様はきちんと評価してくれますし、次々に新しい技術が出てきますから飽きることもありません。日々成長できるのがうれしいんです」(栗田さん)

「エンジニアは天職!」と言わんばかりの栗田さんは、本当にうらやましい限り。「エンジニアになったから幸せ」というより「やりたい仕事に就けたから幸せ」ということだとは思いますが、今は関係ないと思っていている文系職種の人でも、意外と理系職種の中にやりたい仕事があるかもしれませんね。 人材コンサルタントの菅野さんは、取材の中で
「ITの勉強をしたいなら、まず今勤めている会社の社内SEと仲良くなって、
いろいろ教えてもらえばいい」と教えてくれました。

そういえば、私も新卒で入社した会社で社内SEと仲良くなり、
大型コンピュータ(IBMのAS/400)の簡単なプログラミングを教えてもらいました。
そのときに「コンピュータって面白い!」と思ったことがきっかけとなり、
デジタルコンテンツの会社に転職。
現在、ITやサイエンス系の取材をするライターになったのでした!

私の場合は「理転」と呼べるほどのものではありませんが、
「自分は絶対に理系とは違う! 生き物の種類からして違う!」
と思いこんでいた私が、科学者に取材したりしているんですから。
仕事としての理系を見直すことで、
自分の中の「理系アレルギー」も治るかもしれませんよ。

文系の人には、少なからず「理系アレルギー」があると思いますが、
なぜ理系が苦手なのか、ちょっと考えてみませんか?
で、思いついたことをぜひとも投稿してみてください。
そこから理系アレルギー克服につながるようなネタを考えてみたいと思います。
その他「理系の人の不思議」「理系からの意見」なども
相変わらず募集中です!

キタ印工房

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