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ネット上の悪口を排除する「書き込み削除」ビジネスとは?

2010.02.22 MON

噂のネット事件簿


2ちゃんねるのスレッド「R25ってどうなのよ? 2冊目」の書き込みの中にも厳しい意見はあったが、嫌がらせ目的かどうかの判断は難しい… ※この画像はスクリーンショットです
最近ネット上で話題なのが、ブログや掲示板などに書き込まれた誹謗中傷を削除する「ネット書き込み削除」のサービスだ。

ライバル会社や悪質なクレーマーが行う情報操作を目的とした嫌がらせのネット書き込みによって、企業が大きな損失を被るケースが増えてきている、という現状が背景となり、このサービスが登場したといわれている。損失を受けた企業の依頼に基づき、嫌がらせ書き込みの削除を代行し、ネット上でのいわれなき悪口を排除するというのがこのサービスだ。

また、書き込みを削除するだけでなく、誰が書き込んだのかを特定するサービスも存在している。さらに、誹謗中傷の書き込みだけでなく、大手通販サイトにおける悪質な商品レビューの削除を代行するサービスも登場した。結構なニーズがあるようで、これらのサービスを請け負う会社は数多く存在している。

そんな書き込み削除サービスに対して、ネット上では様々な意見が交わされている。

「完全な悪意のある書き込みは削除されるべき」
「ただのイチャモン削除はわかるが、まともな書きこみも消されないか危惧する」
「そもそもどうやって削除するの?」
「警察か裁判所ルートで(書き込んだ本人の)住所を割り出して、(本人に)削除を求める内容証明コースが普通」
「個人特定ってプロバイダにハッキングでもするのか?」

どうやら書き込み削除や個人特定の具体的な方法に大きな疑問が持たれているようだが、そのあたりの詳細については企業秘密なのかほとんど明らかにされていない。ちなみに、とあるサービスでは2ちゃんねるで悪質な誹謗中傷を目的としたスレッドが立った場合、レスを1000まで書き込むことで強制的にdat落ち(過去ログ倉庫と呼ばれる場所に移動して通常のウェブブラウザでは見ることも書き込むこともできなくなること)させて、スレッドを読めなくするという方法を採っているという。この方法に対してネット住民からは、

「それって荒らしサービス?」
「(大量書き込みをしてたら)アクセスを永久規制されて終わりだな」
「dat落ちしても変換すれば見られるし」

といった意見も聞こえてくる。

どこまでを悪意のある書き込みとするかといった判断基準の問題や、実際の削除方法などの不明点もあるが、いずれにしろネット上の悪質な書き込みが企業にとっての大きな問題となっていることには間違いないようだ。

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