08年から急増の恩恵がボクらに…?

先輩たちがホンネで語る「独身寮」の意外なメリット

2010.03.01 MON

独身寮。古めかしい響きだが、実は近年ブームになっていたってご存じ? 労務行政研究所のデータによれば、2008年、上場企業を中心に4社に1社の企業が独身寮などの施設の充実化を図りだしたんだとか。もしや、ブームはいまも続いてるの?

「いまは一段落しています。独身寮の新規供給も、この2年はあまり増えていません。09年以降は、企業の求人が急減したからです。そもそも安価で住める独身寮や社宅は、従業員に対する福利厚生のひとつ。安く住居を提供し、競合他社よりも自社の価値を高める効果があります。08年度の採用時は、世界的な金融危機の直前。人材獲得競争が激化し、企業も独身寮を拡充させようとしたのです」(社宅の管理、斡旋等を行う長谷工ライブネットの長翁俊一さん)

逆にいえば、いまのR22世代は、その時代の恩恵を受けている可能性があるとのこと。ちなみに独身寮での生活には、会社が保有、または借り上げているマンションで一人暮らしをするパターンと、いわゆる寮で共同生活を営むパターンがあるそうな。でも、寮生活って大変っぽいんですけど…。そこで、キッチン・トイレ・風呂共同の寮に住むAさん(寮生活歴1年)とGさん(寮生活歴6年)に実情を聞いてみることに!

「安上がり」のほか、「共同部分の掃除やゴミ捨てをせずにすむ」という利点を挙げてくれたのはAさん。ただ学生のころ一人暮らしだったため、プライベート空間は狭まった印象があるといいます。一方、就職までを実家で過ごしたGさんは家族といた分、共同スペースへの違和感は少ないよう。また、お二人とも満足しているのは、門限など、この寮の規制が緩いことも理由みたいです。

最後に独身寮で暮らすコツを尋ねると、「管理人さんとのよい関係」で両者の意見は一致! 騒音や設備の不具合などを相談しやすい、友人や彼女を招きやすい、などのメリットがあるとか。「帰郷した際のお土産は必須!」だそうですから、まずは元気な挨拶から始めましょうか!
(有馬ゆえ/ノオト)


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