本当に出るか心配だけど…

夏のボーナスは上がる?下がる?を徹底予測!

2010.06.03 THU


20代と比べると、やはり40代の方が振れ幅は大きい。景気が悪い時も、上司よりは気楽な気持ちでいられる!? 年代別に見た年間ボーナス額の推移(1982年~) 出典/厚生労働省 賃金構造基本統計調査「年間賞与その他特別給与額」
6月といえば、ボーナスの季節。ほしいものはたくさんあるけど、果たして今年はいくらもらえるんだろう? と気になりますよね。各シンクタンクが今年4月に発表したボーナス予測によると、上は6.6%増から下は1.6%減と、その予測数値は意外とバラバラ。数%とはいえ、上がると下がるじゃ大違い。どっちが正しいのか見極めるべく、双方の予測の背景を聞いてみることにした。

「金融危機の影響で、昨年の夏はボーナス額が大きく下がりました。しかし、会社の利益も回復しつつある今、昨年に続いてボーナスを減額することを気にする企業は多いはず。よって、今年のボーナスは上がるのではないでしょうか」と言うのは、今期ボーナス6.6%増という予測を立てた、野村證券金融経済研究所の岡崎康平氏。

その一方で、1.4%減と予測するみずほ証券の土山直樹氏は、「確かに業績は大きく伸びましたが、これは人件費削減など厳しいコストカットの結果です。売り上げが伸びたわけではないので、今回のボーナスに反映される可能性は低い。物価も下がっていますから」と話す。

うーん、どちらの意見を信じればよいのかわからない。でも、わからないなりにわかったことがひとつ。何にせよ、会社の業績が上がっているのは事実らしい。

「2008年の金融危機の影響は一段落ついた感があります。今後しばらくは景気の回復基調が続き、比較的安定した会社員生活を送れるのでは」(岡崎氏)

先行きは決して暗くないようだが、僕らにとっては今後の安定より目先のお金。年に2回しかない貴重なボーナスが下がったらやっぱり嫌だなあ…と、しつこく聞いてみたところ、「平均額が上がるにせよ下がるにせよ、若手にはあまり影響がないと思います」と土山氏。えっ? どういうこと?

「今回の予測は全世代を対象にした数値。実際には、所得の大きいベテランほど変動の幅は大きく、逆に若い人は小さくなる傾向にあるんです」

つまり、もともと支給額が少ない僕らの世代は、増えても減っても大差ないというわけ。なーんだ、心配して損した。

「ただし、30代になると、実力がボーナスに反映され始めます。景気ももちろん影響しますが、仕事の成果がボーナス額を左右することになるので、油断していると大変かも」(土山氏)

グサッ! 結局仕事は頑張らないとダメなのね。
(森石豊/Office Ti+)

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