寝起きが悪いアナタも受けてみる?

睡眠時無呼吸症候群の宿泊入院検査 体験ルポ

2010.09.16 THU



写真/代々木睡眠クリニックのスタッフさん
寝ている間に呼吸が止まったり、弱くなったりする症状として昨今注目を集めている睡眠時無呼吸症候群(SAS)。就寝中に窒息・酸欠状態に陥るため、睡眠時間は十分なのに「寝たりない」「頭が痛い」「日中猛烈な眠気に襲われる」などの症状が表れるとか。

その症状、バッチリ身に覚えあります!

そこであらゆる睡眠障害の診療を行う代々木睡眠クリニックで検査を受けてみました。

「まず、いびきをかくか、昼間の眠気で困ることはあるか等の自覚症状や、近親者にいびき・無呼吸を指摘された人がいないかなどを問診します。と同時に、気道が詰まる閉塞性SASの場合、生活習慣病を合併していることが多いので、身体測定や血液検査で高脂血症や高血圧、メタボなどの兆候も確認します」(副院長の中村真樹先生)

その後、いったん自宅でSAS検査をする機械を手渡された筆者。これは何です?

「睡眠中、指にはさんでおくことで、血中酸素濃度を測るパルスオキシメーターです」

もっともこれは症状をふるいわけする簡易検査のため、同院では宿泊入院の「終夜ポリグラフ検査」も必ず行うのだとか。

「体に各種センサーを付けてひと晩眠りの質を調べる検査です。まず頭に眠りの深さを調べる脳波センサーを装着します。また呼吸しているかどうかを調べるため、鼻の下に口・鼻呼吸センサー、腹に胸腹呼吸センサーを取り付けます。加えて寝返りを調べる体位センサー。自宅検査でも使ったパルスオキシメーター。なかには寝ている間、頻繁に脚がビクつくことで覚醒する方もいますので脚のセンサーも取り付けます」

こんなにたくさん体中にセンサーを付られたら寝られない、と焦りつつも処方された睡眠導入剤であっさり就寝した筆者。その結果は1時間あたり32回も無呼吸・低呼吸という重度のSAS! 一般に肥満が原因とされるSASですが、筆者のように痩せていても可能性があるとか。どうも寝起きが優れない、仕事中ボンヤリしている、そんな方はSASを疑ってみては?
(熊山 准)


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