日本人の半数は“飲めない体質”だから

ニーズはあると思うけど…“お酒に強くなる薬”はないの?

2010.10.07 THU


今年6月、お酒の酔いを覚ますという“魔法の飲料”がフランスで登場したそうだ。“アウトックス”という名のこの炭酸飲料、AFP通信によると「血中のアルコールを驚くべき早さで分解する」というもの。効果のほどはまだ実証されていないらしく、懐疑的に見ている専門家も少なくないようだ。

だけど、「もし効果があるなら試してみたい」と思った人も多いのでは? R25世代の皆さんも二日酔いに苦しんだ経験は1度や2度ではないはず。特にお酒に弱い人は、無理に飲んで吐いたり、頭痛に苦しんだりなんてことも…。R25編集会議でも「なぜお酒に強くなる薬はないのか?」と嘆く声がちらほら。そこで製薬会社に質問してみました。

お酒に強くなる薬はないんですか?

「ありません。技術的に作れないことはないと思いますが、仮にアルコールに強くなる薬を作ったとしても、アルコール依存症や肝硬変などを助長しかねないので、人の命を守る医薬品業界としては本末転倒。また、1つの薬を作るには1000億円単位の開発費がかかるのですが、莫大な開発費をかけたとしても学会で承認されないだろうし、利益回収にもつながらないと思う」(製薬メーカー幹部)

う?ん。そう言われると何も言えませんね。やっぱり飲んで鍛えるしかお酒に強くなる方法はないんでしょうか?

「そもそも“飲めば肝臓が強くなる”というのは誤解です。飲む回数を重ねることで鍛えられ、飲めるようになる人もいないことはないですが、お酒を飲んですぐに顔が赤くなるような人や、逆に青くなるような人は、基本的に強くないので飲酒はお勧めできませんね」(武庫川女子大学バイオサイエンス研究所・木下健司教授)

やっぱり飲めない人は無理やり飲まない方がいいのね。お酒好きの私としては、あの飲んだ時ののど越しや美味しさ、香りがたまんないんですけどね…。
(古瀬絵理/フリーアナウンサー)


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