解決! ネットトラブル対策室

第7回 迷惑メールってどうにかならないの!?

2010.10.08 FRI

解決! ネットトラブル対策室


世界全体で1日に配信される迷惑メールは約1750億通といわれており、これを根絶するのはほぼ不可能。ここは「そういうものだ」「オレは引っかからねえよバーカ」みたいに割り切ってスルー&デリートしましょう

増える一方の迷惑メール、どう対処すれば!?



アダルトサイトの広告・宣伝やマルチ商法の勧誘、よくわからない海外からのセールスなどなど、パソコンやケータイに日々送られてくる迷惑メール。米シマンテック社の報告によると、2010年9月に全世界で流通した電子メールのうち約92%が迷惑メールなんだとか。メールソフトのフィルタ機能でも対処できますが、その網をかいくぐって受信トレイにたどり着くメールはどうしようもありません。もっとこう、根本から取り締まることはできないんでしょうか?

弁護士ドットコム・山本尚宏さんによれば「いちおう特定電子メール法(特定電子メールの送信の適正化等に関する法律)という法律があって、基本的に迷惑メールというのは違法なんです」とのこと。具体的には受信者が、

・あらかじめ自分宛にメールが送信されることに同意している
・メール送信者に対して自分のメールアドレスを通知した
・メール送信者と取引関係にある
・自分のメールアドレスを公表している

場合でなければ、広告・宣伝メールの送信は禁止。なるほど、こちらの意思とは関係なく一方的に送られてくるメールは思いっきり「クロ」ですね。そして、この「特定電子メール法」に違反すれば、1年以下の懲役または100万円以下の罰金(法人は3000万円以下の罰金)という刑事罰もついてくるそうです。 しかし、悪質なケースはそれなりに摘発されてはいるものの、国内外に無数にいるメール業者を撲滅することはほぼ不可能。なので、現実的にはメールアドレスを変更するか、心当たりのないメールはとにかく無視して削除するしかないそうです。送信者に対して「迷惑なのでやめてください」みたいに返信したら自分のアドレスが“有効”だと教えることになりますし、メールに貼られたURLや添付ファイルをクリックすれば詐欺に引っかかったり、ウィルスに感染する可能性大。最近ではツイッターのDM(ダイレクトメッセージ)に送られてくるタイプも急増していますから、これも同様に無視しましょう。

事前の対策としては、メール業者は自動巡回プログラムでウェブ上にあるメールアドレスを片っ端から拾っているので、まずは掲示版などで安易にアドレスを公開しないこと。あるいは、SSL認証(情報を暗号化して送受信するプロトコル)のないサイトでアドレスを入力するときは捨てアドを使うなど、迷惑メールがウザくなったらアドレスごと破棄できるようにしておくのもよいでしょう。

対処法は正直少ないけどできる限りのことはして、増えるばかりの迷惑メールに備えたいものです。 ネットのトラブルについて、知りたいこと、気になることがありましたら、右下の投稿ボタンから投稿して下さい

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