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年末ジャンボ 3億円当選したときのための心構えとは

2010.11.29 MON

11月24日、年末の風物詩ともいえる年末ジャンボ宝くじが発売された。今年の「年末ジャンボ宝くじ」は、1等が2億円、1等の前後賞が各5000万円で、1等・前後賞合わせて3億円が当たるとのことで、もし当たったら何に使うかを妄想するのも楽しいもの。

もし3億円当たったら――。そんな高額当せん者向けに、1000万円以上の当せん者のみに配られる本がある。『その日から読む本 突然の幸福に戸惑わないために』(発行:全国都道府県及び全指定都市)と題されたこのハンドブックは、弁護士や臨床心理士、ファイナンシャルプランナーといった専門家のアドバイスのもと、当せん金を受け取った直後からの心構えととるべき行動が順を追って書かれている。

ページをめくると、目次の前に【今あなたが心配していることを書きだしてみよう】となっており、1ページまるまる “心配なことリスト”を作成するページ。のっけから、“当せん金で何を買うか”を考えて悩むのではなく、まずは落ち着いて地に足をつけよというメッセージが読みとれる。本文は、第一部「今すぐやっておきたいこと、やってはいけないこと」・第二部「落ち着いてから考えること」・第三部「当面の使いみちが決まったら考えること」の3部構成。

第一部では、「あなたにとっていちばん必要なのは、安心することとリラックスすること」が繰り返し説かれる。「当せんしたことをあちこちで触れ回る、気が大きくなって意味のない大盤ぶるまいをする、当せん金の贈与について口約束を交わす、仕事を辞める…」と、以前の自分からは考えられない行動に出てしまう可能性があることを例示し、重要なのは「今の自分はふだんとは違う興奮状態にあることを自覚すること」だという。

とはいえ、高額当せん金を手にして、落ち着けるものだろうか?

ハンドブックでは、そのための一助として、「まずは全額を金融機関に預けること」「大まかなスケジュール表を作成すること」がアドバイスされている。少しでも現金を手にすると、気が大きくなって、後悔してしまう行動をとりかねないということである。そして、大まかなスケジュール表を作成することで、軽はずみな行動を抑えるのと同時に心を落ち着かせる仕組みだ。

第二部では、興奮状態から不安になるという当せん者の心理状態のプロセスをふまえたアドバイスがなされる。「あなたに知っておいてほしいのは、人間にとって秘密を守るのはむずかしいということです」と、誰かに話したら、そこから噂が広まるのは仕方がないことを説明。

周囲の人々が騒いだり、態度が以前と違ったりするのは人間として自然な反応であり、人間不信にならないようにと注意が呼びかけられている。そして、指示に従い、当せん者はいつ誰に知らせるか、当せん金を分与する人およびその金額と時期、自分のためにどう使うかの洗い出しとその重要度、金額、実施時期に至るまで具体的なスケジュールを作成。

スケジュール表を作成したと思ったら、さらに「リストを作成したら、数日後に見直すこと」とのアドバイスが。当せん金の使い道について、後悔してしまうような軽はずみな行動をしないようにとの念押しだ。そして最後の第三部では、当面必要とする分を引いた残りの当せん金についての運用について考えてみることが示唆される。

3億円当たったら――。「仕事を辞める!」「ヨットを買う!」「とりあえず家を買う!」と妄想するのもいいが、「真っ先に言うのは誰か」「言うべき人(言ってもいい人)リスト」「絶対コレにはお金を使いたいもの・こと」を考えてみると、自分にとって本当に大切な人と、自分が何にお金をかけたいかが見えてくる……かもしれない。

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