花粉が付かないコートに鼻挿入型マスク…

今年は花粉の“大量飛散年”花粉症対策&グッズetc.

2011.02.03 THU


DIMENSION (ディメンション) 興和 花粉や紫外線から目を守るプロテクトグラス。人間工学に基づき、目のまわりに密着するように設計された「フェイスフィットフォルム」により、裸眼時に比べ花粉の侵入を98%以上ブロックする
今年は近年稀に見るスギ花粉の“大量飛散年”といわれている。環境省によると、前年と比べて花粉飛散量は全国的に多く、一部地域では昨年の10倍以上だとか。すでに花粉症になっている人がつらいのはもちろん、新たな発症者が急増する恐れも…。

「昨年の記録的な猛暑で、スギ花粉を生産する雄花が急増したことが原因です。2月の中旬あたりからが発散の本番と予想されているので、今からしっかり準備をしておくことが重要です」

そう語るのは、千葉大学大学院医学研究院・耳鼻咽喉科の岡本美孝教授。さらに今季の花粉を乗り切る対策をうかがいました。

「薬物療法で一般的に使われているのは、くしゃみ・鼻水に効く『抗ヒスタミン薬』で、年々進化しています。最新のものでは、多くの患者さんが悩んできた“眠気”“口の渇き”などの副作用が減り、即効性のある薬が登場しています」

花粉治療の重要なポイントとして、「花粉の少ない時期に、少しでも症状が出ていたら、診察を受けることをお勧めします」と教授。では、症状がひどい人にはどのような治療が良いんですか?

「抗ヒスタミン剤に加えて、最近は鼻に噴霧するタイプのステロイド剤を処方するケースがあります。従来の注射や内服用のものと比較して、鼻づまりや鼻水、くしゃみなどに強い効果を発揮し、副作用も少ないので、診察を受ける際に尋ねてみてはいかがでしょうか」

また、治療とともに大切なのが、日常生活におけるケア。最近の花粉対策グッズは、手軽で機能的なものが続々と出ている。鼻のまわりに塗るだけで、イオンの力で花粉の進入を防いでくれるジェルや、花粉が付着しにくい繊維を使用した「花粉付着抑制コート」なども、今年は注目されているとか。

「当然ですが、少しでも体内に入る花粉を減らすことが重要です」

病院での治療はもちろん、セルフケアも怠らず、迫り来る花粉に打ち勝ちたいですね。
(小山喜崇/blueprint)


  • 花粉付着抑制コート AOKI

    花粉付着抑制コート AOKI

    細い糸を高密度で織り上げ、表面の平滑度を高めた特殊素材を使用し、花粉の付着を防ぐ。また、優れた撥水性と透湿性で、快適な着心地を実現
  • クリスタルヴェールクール エーザイ

    クリスタルヴェールクール エーザイ

    ジェル1滴(ゴマ粒大)を鼻の外側に塗布することで、プラスイオンが発生し、花粉などの空気中の微粒子を反発・吸着。花粉・ハウスダストなどの鼻腔内への侵入を防ぐ
  • 鼻挿入型マスク ノスク リラ・カンパニー

    鼻挿入型マスク ノスク リラ・カンパニー

    もともと韓国の黄砂対策用に作られたため、1ミクロンの微小粒子までカットできる鼻栓タイプのマスク。3重フィルター構造により、鼻から吸い込まれる花粉をカット。通常のマスクと併用すればさらに効果的だ

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