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震災後寄付した人は約8割 うち半数は2000円以上

2011.05.30 MON

噂のネット事件簿


東日本大震災に関する3000人アンケートを実施した「gooリサーチ」。今回のような堅めの調査以外にも、「好きな中華料理」「もう一度楽しみたい正月遊び」「好きな絶景のローカル線」といった調査結果も公表されている ※この画像はサイトのスクリーンショットです
震災から2カ月以上が経過し、震災前後の意識の変化を調べた調査結果が次々と発表されている。

ポータルサイト「goo」を運営するNTTレゾナントは24日、同社が提供するインターネットアンケート・サービス「gooリサーチ」の登録モニターを対象とした「震災後の被災地支援および価値観の変化に関する調査結果」を発表した。これによると、東日本大震災以降に募金や寄付を行った人は80.1%に上り、1人当たりの寄付金も2000円以上が約5割に達した。また震災後に重視するようになったものとして、「日常生活での無駄の排除(55.7%)」「家族、友人との連帯(47.5%)」「情報の入手先(44.5%)」などが挙げられた。

広告代理店の博報堂は13日、首都圏500人、京阪神圏300人を対象としたインターネット調査の結果を発表した。これによると、「震災の前後で日々の暮らしが変わった」と答えた人は、首都圏で57.0%に上り(京阪神圏では22.0%)、これからの社会について「悪い方へ向かう」と答えた人も40.45%(同43.5%)に達した。一方、「電力が不足する夏の時期の暮らし方について考えている」という人は首都圏では88.3%に、またサマータイム導入についても首都圏・京阪神圏とも賛成者が5割を上回った。

このほかネット調査会社のマイボイスコムと読売広告社が合同で3000名を対象に行ったインターネット調査では、「何らかの支援活動を行った人」が85.6%に、「節電をした」が49.6%に。また、ファッション情報サイトアパレルウェブが行った調査でも、「震災をきっかけにチャリティー・ボランティア意識が大幅に向上した」という調査結果が出た。

これらの数字から読み取れるのは、現状を悲観的に捉えつつも、寄付や節電などでそれらを懸命に乗り越えようとする姿。だが逆に言えば、今回の調査で表れた数字が「震災前」に戻った時こそ、初めて復興が完了したといえる時なのかもしれない。

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