夏を涼しく乗り切るアナログテク! 第11回

飲み過ぎ禁物! 実は怖い真夏の“飲み物”選び

2011.08.08 MON


ガムシロップや砂糖を入れる飲み物が多いカフェ。喉が渇いているからといってそれらをガブ飲みする前に、まずはお冷で喉の渇きを潤して、糖分の摂りすぎに注意したい
暑い日に欠かせない清涼飲料水。喉が渇くたびにコンビニでペットボトルを買って、喫茶店でアイスコーヒーを何杯も飲んで…。気づいたら、1日で結構な水分を摂っていることってありません? 何事も過剰なのはよくないというけれど、かといって水分摂取を控えるのも体に悪そう。いったい適量はどれくらいなんだろう?

「喉が渇くたびに飲む程度であれば大丈夫です。水分を摂取しすぎても、基本的には尿となって出ていきます。しかし、清涼飲料水に含まれる“糖分”には気をつけてください」

と教えてくれたのは、たまプラーザ内科クリニックの星 賢二院長。500mlペットボトルのスポーツドリンクには角砂糖にしておよそ11個分、炭酸飲料やジュースにはおよそ12~13個分の糖分が入っているものもあるそうです。糖分の高いドリンクをガブ飲みすることで、急激に血糖値が上昇。糖尿病にかかっていると、最悪の場合、昏睡状態に陥ることも…ってマジですか!?

「これは“ペットボトル症候群”と呼ばれ、自覚症状がないために『気づいたらなっていた』なんて例も。R25世代にもこの症候群になる方が多いので、注意しましょう!」

星院長によると、糖分が多く含まれたドリンクでも、1日に1~2本飲む程度なら問題ないとのこと。喉を潤す際に、習慣として糖分の多いドリンクを選んでしまうのがNGだそうです。ノンカロリーの清涼飲料水やお茶、水といった糖分が含まれていないものと組み合わせて選ぶといいのだとか。

一方、「暑い日は摂取した方がいい」といわれているのが塩分。コンビニや売店で清涼飲料水を買うときは、塩分の多く含まれるものを意識して飲んだ方がいいのでしょうか?

「炎天下でのマラソンや肉体労働など、激しいスポーツや作業をして汗を流しすぎると、体内の塩分が不足して腎臓に悪影響を及ぼしてしまいます。その状態のまま、塩分の補給をせず水ばかり飲み続けると、水が人体に“毒”となってしまう『水中毒』になる可能性も。しかし、塩分不足になるのは異常に汗を流しすぎたときだけです。なので、一般的な日常生活を過ごしている人が、わざわざ塩分を多く含むドリンクを選ぶ必要はありません」

そもそも日本人は、食生活のなかで塩分を摂りすぎているので、ドリンクに含まれる塩分量を気にする必要はないそうです。とにかく、糖分の多い飲み物を飲みすぎないようにすることと、喉が乾いたらキチンと水分補給することに気をつければいいみたい。正しい知識を身につけて、夏場のドリンク選びをしてくださいね!
(加藤柿次郎/ノオト)

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