アレの意外な使い道/第10回

塩が肩コリを解消!?

2011.08.08 MON


焼き塩をタオルにくるんで肩に当てる。体の奥まで暖かさが届くようで、血行が良くなるのを感じます。慢性的な肩コリの痛みが少し和らぎました
どこの台所にもある塩。料理の味付けに、あるいは食材の保存用にと食の場面では欠かせないものだけど、それ以外にも様々な使い道があるようです。おばあちゃんの知恵袋の会の村尾宏氏に教えてもらいました。

「肩コリをほぐしたり、腰痛を和らげたりする効果がある『焼き塩湿布』と呼ばれるものを紹介しましょう。まず、塩1カップを用意してください。それをフライパンなどで10分ほど、弱火で乾煎りします。茶色がかってきたら火を止めて塩を取り出し、重ねたタオルでしっかり包んでください。その後、熱いのでヤケドをしないよう注意しながら、肩や腰などの患部に当てましょう。塩が冷めてきたらタオルを薄くして、20分ほど続けます」

それは知らなかったです。この使い方は古くから民間療法として伝わっており、鍼灸院によっては施術しているところもあるみたい。ほかにも意外な用法、教えてください。

「塩は洗髪にも使えるんですよ。ひとつまみの塩を少量のお湯で完全に溶いておきます。塩を溶かしたお湯を髪全体になじませながら、頭皮をマッサージしましょう。頭皮の毛穴に詰まった汚れや髪の余計な脂分が浮き出てきます。マッサージ後はよく洗い流すのを忘れずに。ただ、人によっては髪がきしんだり、肌に合わないことがあるので、その場合はすぐに使用をやめてください」

これは、シャンプーを切らしているときには助かりますね。最後に紹介するのは、キッチンまわりで役立つ使い方。

「シンクなどの排水口から悪臭がするときには、コップ1杯のぬるま湯に多めの塩を溶かした、濃い食塩水を流せば、塩が持つ消臭効果によってニオイが和らぎます」

食用に限らず、幅広い用途で役に立つことが分かった塩。台所から袋を引っ張り出して、試してみてはいかが?

(伊藤 裕/GRINGO&Co.)

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