牛乳・卵・バターの値段は平均の2倍!?

“世界一高い”東京の生活費を世界各都市と比較してみると…

2011.08.18 THU


総務省統計局の「世界の統計2011」によると、食料品の中でも特に高いのが牛肉。1kgあたりアメリカの約9倍、イギリスの5倍以上の金額
画像提供/AFLO
東京が世界1位。といっても、あまりうれしいニュースではない。じつはこれ、英エコノミスト誌が2011年7月に発表した「世界で最も生活費の高い都市」ランキングの結果。ほかにも、組織・人事コンサルティング会社であるマーサージャパンが発表した「2011年世界生計費調査」においても、海外駐在員にとって最も物価が高い都市2位に選ばれている。とはいえ、日本に住んでいると、生活費が他の国と比べて高いかどうかなんて、あまり気にすることはない。そこで、「ファストフードでハンバーガーセットを食べて、午後から映画。カフェでお茶したあとCDを買って帰宅。ビールを飲みながら音楽鑑賞」といったありがちな休日を例にとり、日本での生活費を他国のそれと比べてみた。

物価が高い印象のニューヨークでは、ハンバーガーセット約516円、映画約1046円、コーヒー約361円、CD約1311円、ビール約67円(アメリカ価格)、合計3301円。経済成長が著しい上海は、ハンバーガーセット約293円、映画約997円。コーヒー約524円、CD約1733円、ビール約58円(香港価格)、合計3605円。そのほか、モスクワは合計4453円でパリは合計4198円、シドニーは合計4437円。さて、肝心の東京は、合計約5120円。確かに高い…(すべて1ドル=82円で換算)。ほかにも、牛乳、バター、鶏卵など主要食料品も、商品によっては各国より1.5倍~2倍以上の価格で売られていることも少なくない。生活費の多くを占める住居費では、東京の集合住宅1平方メートル当たりの月額新規賃料は2214円。最も高いロンドンの4396円と比べると安いが、OECD加盟国の調査対象都市の中では、ロンドン、ニューヨーク、ソウル、パリに次いで5番目にあたる。

世界の国と比較すると生活費が高い日本。円高の影響もあると思うが、もう少し暮らしやすくなるとうれしいな。
(コージー林田)


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