「THE SHEARE」で働き方革命が起きる!?

究極の「職住一体型オフィス」登場

2012.04.09 MON


THE SHAREの内部、6階の共有スペース。カフェのようなデザインでリラックスできる空間になっている。街のオススメスポットを書き込める黒板型シェアマップの掲示や、居住者とオフィス利用者が参加するイベントの会場として使われるなど交流のきっかけとして活用されている。他社との商談を共有スペースで行うオフィス利用者も多いようで、落ち着いた雰囲気が柔軟なアイデアや、思わぬ本音を導き出してくれるのかもしれない
近年、フリーランスで働く人を中心に、仕事場を共有する「シェアオフィス」が定着してきている。同じ空間で働くなかで様々な交流をし、仕事面での発展につなげていこうというわけだが、さらに最近ではシェアオフィスとシェアハウスを融合させた物件も登場。昨年末、原宿に誕生した「THE SHARE」は、2階の一部がシェアオフィス、3~5階はシェアハウス、6階は共用スペースという構成になっており、1階にはアパレル店などが入っている。

THE SHAREのシェアオフィスとシェアハウス両方に契約すれば、住居から階段1つで出勤することが可能。「通勤時間はかかりませんし、必要なときにすぐオフィスへ行ける環境は利用者にとても喜ばれています」と、THE SHAREを運営するリビタの土山広志さんは語る。

もちろん、ここには居住せず単体のシェアオフィスとして利用している人も多い。それでも従来のシェアオフィスとは一味異なる部分があるという。例えば、居住者とオフィス利用者が使用できる6階の共用スペース。

「ここは居住者の憩いの場でもあるだけに、オフィスとは打って変わってゆったりした雰囲気になっています。仕事の合間にここで気分転換する方は多いですね」(同)

打ち合わせを行うにも、2階のオフィスを使うか6階の共用スペースを使うかによって会話の雰囲気が変わってくるという。このような環境の幅をビジネスに有効利用している人も多いようだ。

さらに居住者との交流イベントも開催されており、人脈作りの場として活用する人も多いとのこと。

シェアオフィス利用料は月2万~6万5000円(共益費込み)。当然ながら、一人でオフィスを構えるよりはるかに安い。そうしたお値ごろ感もあり、現在約25社が利用中で空きがない状態だ。

仕事と暮らしの融合を好むかどうかは人それぞれだろう。だが、新たな働き方の形態として一定の支持は集めていきそうだ。
(河合力)


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