東京に新たなスポットがまた登場

2011年東京の街はどう変わる?

2012.06.24 SUN


すっかり東京の新名所となった赤坂サカスや表参道ヒルズなど、大規模な開発事業で東京の街は大きく変化してきた。では2011年以降、東京の開発はどのように進むのだろうか? 不動産コンサルタントの長嶋修さんに聞いてみた。

「今年は中野で再オープンする『丸井』の入った『中野南口ビルディング』が中野再開発事業の一環として完成しています。また、東池袋駅前再開発プロジェクトの『OWL TOWER』など新たに建つ高層マンションも多くありますね。それから武蔵小杉や品川など近年、再開発事業が終了した地域でもその周辺で新たな施設ができるでしょう」

中野は来年以降更に再開発が進み、駅前一帯が今年から2019年にかけ、オフィスビルが計画されていたり、大学施設が誘致されたりと、大きく様変わりするという。他にも、商業施設では「東京ステーションシティ」として整備している東京駅の「エキナカ」開業。建設中から話題になっている「東京スカイツリー」も冬には完成する予定だ。また、住宅では、タワーマンションが建ち並ぶ湾岸エリアでの開発が今年も続く。2011年含め、今後は晴海や有明に新たな物件が多い。六本木でも三丁目の再開発に伴う、六本木駅徒歩3分のタワーマンション「THE ROPPONGI TOKYO CLUB RESIDENCE」が誕生予定。ちなみにこうした開発はその街や周囲にどんな影響をもたらすのだろうか?

「今後の経済動向によるところが大きく、長期的な予想は難しいですが、官民の大規模な資本投入で、一時的に地価は上がると思います。ただその一方で、新たなスポットが成功して人が集中してしまうので、逆にその周囲の過疎化が懸念されます」

実際に、八重洲や丸の内といった東京駅周辺の再開発の後は茅場町などのオフィスに空きが出て来たという。

「昨年、『国土交通省成長戦略』で国際都市として発展するために品川~東京~羽田間の重点的再開発が決定しました。このように、これからはいろいろな所をバラバラに開発するのではなく、一カ所を集中的に発展させていく形になっていくと思います」

開発計画には、近未来の東京の姿がある。引っ越しの際に、これからの開発を調べてみると意外な街の魅力が見つかるかも!
(鯨井隆正)

六本木三丁目の再開発で誕生する「THE ROPPONGI TOKYO CLUB RESIDENCE」

※この記事は2011年02月に取材・掲載した記事です

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