思わず欲しくなるグッズ!

1万円以下で買える放射能測定器

2012.10.02 TUE


本体サイズは約82×62×34mm。本体重量は約110g。パッケージは、クリーンな空をイメージして全面に水色を採用している
首都圏で発見されるホットスポットや、地中に埋まった放射性物質入り容器についての報道を見るにつれ、過剰反応かなとは思いながらも、やはり自分の周りの放射線量が気になります。

新聞やニュースでは、地域ごとの空間放射線量なども報道されていますが、地形の特徴などによっては、放射性物質が溜まりやすい場所もあるとのこと。せめて、ベランダなどの放射線量くらいは計っておきたものです。

とはいえ、放射線測定器は手軽に手に入るような代物でもありませんし、なにを選べばいいかもわかりません。

そんな時に目にしたのが9800円で購入できる放射線測定器「エステー エアカウンター」。1万円を切る価格とホームセンターなどで販売される手軽さは、これまでの放射線測定器にはない特徴です。

ちなみに、エステーとは、消~臭~力~♪のCMでも有名な、日用雑貨のメーカーであるあのエステーです。普段は家庭向けの消臭剤や防虫剤などを販売している会社がなぜに放射線測定器??

そもそもエステーは、消臭芳香剤の「消臭力」や「自動でシュパッと消臭プラグ」では、消臭や香り、湿気とりの「ドライペット」では除湿などの機能で快適な生活空間創りに役立つ商品を多く取り扱っています。また、企業スローガンはズバリ「空気をかえよう」。より創造的・革新的な取り組みに挑戦し、世の中の空気までも変えたいという思いが込められているのだとか。

そんな会社だからこそ、放射線の不安にさらされている多くの生活者に対して役に立てることはないかと考えた結果「エアカウンター」の開発・発売につながったそうです。

開発は、首都大学東京の放射線安全管理学の専門家である福士政広教授の監修のもと、同大学とエステーとの共同開発。放射線が気になる場所で、地上から1mの高さにおいて空気中のガンマ(γ)線を0.05μSv/h~9.99μSv/hの範囲で測定する仕組みで、最大約5分で測定が可能です。

ちなみに、同教授が併せて監修した放射線等についての基礎知識を掲載した小冊子『正しく覚えよう!放射線の基礎知識』もセットになっており、放射線に関する正しい知識を学ぶこともできます。

実はこの商品、発売前は希望小売価格1万5750円を予定していたのですが、開発段階で他社からの技術提供を受けたことで、さらに性能をアップさせたうえに、価格も9800円に引き下げることができたのだとか。また、2012年春には、技術提供を受けた企業との共同企画・開発によって、さらにスリムで軽量、低価格を実現する家庭用放射線測定器「エアカウンターS(仮称)」の発売も予定しています。

販売ルートは、まず福島県のドラッグストアやホームセンターを中心に先行販売し、その後に販売エリアを徐々に拡大する予定とのこと。過度な不安を解消するためにも、自宅周辺などの測定に1台もっているといいかもしれません。
(コージー林田)

※この記事は2011年11月に取材・掲載した記事です

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