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文具メーカー開発した暖房器具とは

2012.10.07 SUN


「うらぽか」のネーミングは、「あしうらぽかぽか春うらら~」という宣伝用キャッチフレーズが先に決まり、そこから名付けられたそうだ。立石さんは「ポメラ」の開発者としても知られる。宮崎さんは入社して最初の仕事が「うらぽか」。オプションのブランケットは開発決定が余りに急だったため、宮崎さんが自らミシンを踏んでサンプルを作ったそうだ
寒いのでオフィスの暖房の設定温度を上げたら、いつのまにか誰かが元に戻していた。また上げたら、今度は切られてしまった。そんな空調の主導権争いが、キミのオフィスでも繰り広げられていない?

そもそも人によって快適な室温は異なるものだし、最近は省エネやエコのために暖房は低めの温度設定が推奨されている。厚着をしたりブランケットを掛けたりしても、窓際や入り口付近の席だと、すきま風で凍えてしまう。確かにエコは大切だけど…。

そんなご時世に文具メーカーのキングジムから、オフィスで使うことを想定した個人用の暖房器具「うらぽか」が発売された。小型のフットレスト型のボディに電熱ヒーターを内蔵し、デスクの下に置いて足を乗せ、直に足を温めるというもの。

さらに別売りオプションの専用ブランケットは、デスクの下の四方を取り囲むように取り付けられる。これを使えばデスクをコタツのような快適空間に変えることができる。

暖房器具というと消費電力が数百ワットというのが当たり前だけど、うらぽかの消費電力は約30ワットとかなり小さい。ヒーター自体の表面温度も70度までしか上がらない設計で、安全性が考慮されている。

開発した立石幸士さんと宮崎千恵さんよると、うらぽかはもともとチーム内での企画ミーティングでボツになったアイデアがたまたま社長の目に留まり、2010年4月に急きょ開発がスタート。文具メーカーのキングジムにとって初の暖房器具なので、部品探しや安全性の検証などに苦労したそうだ。

オフィスで使う個人向けの暖房器具というニーズをピンポイントで突いた「うらぽか」。自分で使うだけじゃなくて、オフィスで凍えている女子にプレゼントしたら、彼女のハートもぽかぽかになるかもよ?
(青山祐輔)

※この記事は2010年12月に取材・掲載した記事です

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