初めての「ひとり暮らし」ガイド

大学生のお部屋事情&家賃相場は?

2013.01.21 MON

初めての「ひとり暮らし」ガイド


学生たちが住んでいる部屋の“平均的”な家賃や広さを知っておくことで、自分が住む部屋のイメージも明確になってくるはず 画像提供/PIXTA

大学生のひとり暮らし、家賃と広さの“相場”は?



部屋探しをするうえで、外せない観点は「どのくらいの家賃で、どのくらいの広さの部屋に住むか」ということ。もちろん、最終的には親と相談しながら決めるのだろうが、その前に、先輩たちの家賃や部屋の広さについて、相場を知りたいところ。

不動産・住宅サイト『SUUMO』が発表した「2011年賃貸契約者に見る部屋探しの実態調査」によると、全国で一人暮らしをする学生の平均家賃は5万2660円(※小数点以下切り下げ。以下同)。ただし、平均家賃は地域ごとに大きな差があり、首都圏では5万7524円と5000円ほど高い。反対に東海地区はグンと下がり4万3761円、関西地区は5万2600円と全国平均とほぼ変わらない。全国の家賃平均ではなく、地域ごとの傾向をチェックした方がよさそうだ。

なお、近年は不景気の影響で学生の家賃や仕送り額が減少しているともいわれる。ということは、ここ数年で学生の住む部屋の質は低下しているということだろうか?

「確かに学生の平均家賃は下がる傾向にありますが、部屋の質は変わっていないでしょう。というのも、学生向けに限らず家賃相場全体がここ数年で下がってきているのです。たとえば東京23区で見ると、ワンルームの平均賃料は2005年に8.8万円だったのが、2012年には8.0万円にダウン。決して、学生の住む部屋が以前より狭くなったり、条件が悪くなったりしているとはいえないと思いますよ」(『SUUMO』編集長・池本洋一さん)

では実際、現役学生たちはどのような部屋に住んでいるのだろう? 『SUUMO』の調査によると、間取りは1Kが56.8%、ワンルームが24.8%と、合わせて8割以上を占めている。部屋の広さについては5~7畳が6割を超え、7畳以上も約25%。「最近は広い部屋が好まれる傾向にあります」(池本さん)とのことだ。

「とはいえ、いくら広い部屋に住みたくても家賃の上限がありますよね。ただ、ここ数年は築年数の古い物件をリフォームする動きがあるので、内装がきれいで、なおかつ安く住める学生好みの部屋が増えてきているんですよ」

冒頭の調査によると、首都圏の一人暮らし学生のおよそ4人に1人が築20~25年未満の物件に住んでいるとのこと。そんな、学生に人気の“築古物件”が多数リフォームされているというのは、これから一人暮らしを考える新大学生にとって心強い情報だ。

“先輩”にあたる、現役の一人暮らし学生のデータをしっかりと頭に入れたうえで、いざ部屋選びを始めよう!

(有井太郎)

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