初めての「ひとり暮らし」ガイド

シェアハウス・ルームシェアの魅力

2013.01.21 MON

初めての「ひとり暮らし」ガイド


「ボーダレスハウス下北沢2」の相部屋。広々としており、収納設備も十分なので、相部屋でも自分のスペースはきちんと確保できそうです

学生にも拡がりつつある「ルームシェア・シェアハウス」



広めの部屋を複数人で借りて暮らす「ルームシェア」。「家賃負担が軽くなる」「一緒に暮らすと楽しそう!」…といった理由で若い世代を中心に広がりつつある。ルームシェアOKの物件も増えており、学生同士で暮らすケースもあるという。そんなルームシェアから進化したのが、「シェアハウス」だ。一軒の家に他人同士が集い、ひとつ屋根の下で共同生活を営む。ちょっとしたブームになっており、「住んでみたい」と憧れる人も多いようだ。

とはいえ、他人と共同生活を送りたいなら、「学生寮」や「学生会館」といった選択肢も。そもそもこれらとシェアハウスって、一体どこが違うんでしょう? 学生向けシェアハウスポータルサイト「学シェア!!」の管理人・金指了さんに聞いてみると、「一番の大きな違いは、“社会人と交流が図れるところ”ですね」とのこと。

「学生寮や学生会館は“学生専用物件”なので、交流の対象が同世代の学生に限られます。一方、シェアハウスには社会人も住んでいる…というか、現在住んでいる人のほとんどは社会人で、学生は1割程度。そのため、多様な職種の社会人と“多世代交流”を図りながら生活していくことになります。また、門限や規則がないところも、学生専用物件とは異なる点。もちろん、『共用スペースの掃除は当番制で行う』とか、ハウスごとに独自のルールは存在しますが」(金指さん)

面白そうだけど、話を聞いただけでは生活風景がイマイチ把握しづらい…。そこで、オープンしたばかりのシェアハウス「ボーダレスハウス下北沢2」の見学会にお邪魔させていただくことに。

同ハウスは3階建ての一軒家タイプ。部屋数は個室・相部屋合わせて全10室もあり、シャワールームは計3カ所、トイレは計4カ所…と、アメニティ設備も十分。気になる家賃は?

「相部屋だと5万~5万3000円、個室になると7万~7万3000円で、これに共益費として7000~1万円加算されます。全般的に相部屋は安いですが、個室の場合はワンルームや1Kの近隣相場とさほど変わらないので、決して安いわけではないんですよ。それでも個室の方が人気はあって、その秘訣はやはり“ひとりになりたい時にそのスペースをちゃんと確保できる”という点でしょうね」(同)

ちなみに「ボーダレスハウス」は、「外国人と一緒に暮らせて“国内留学”ができるシェアハウス」として、東京都内に多数展開中。日本にいながら外国人と日常的に交流できるなんて、外国語を習得したい学生には打ってつけの環境。大学4年生・國友宏祐さんも、その魅力に惹かれて入居を決めたんだとか。

「同居している外国人には日本語をマスターしている人も結構いて、初めのころは彼らに合わせて日本語で会話してしまっていたんですよ。やっぱり、その方が僕も楽だったし。でも、『これじゃ入居した意味がない』と思い直して、彼らが日本語で話しかけてきても英語で返すようにトライし続けていたら、だんだん英語で日常会話ができるようになりました。結局、自分しだいなんですよね。それを学べたことが、一番の収穫です」(國友さん)

赤の他人と生活をともにしていくことで、自己の成長を育めるシェアハウス。あなたもトライしてみては!? (玉乃 雫/verb)

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