法改正で公道走行が可能になったけど…

トレーラーハウス暮らし実現可能?

2013.04.04 THU


「ブリッケンリッジ社 パーフェクトコテージ」(記事本文の最高級モデル)。リビング、キッチン、寝室、シャワー、ロフトなどを備える 画像提供/トレーラーハウスデベロップメント
団塊世代を中心にキャンピングカーの人気が高まっているという。確かに、キャンプ先で見かけると男心をくすぐられるが、男のロマンという意味ではその上をいく豪快なクルマがある。それが住まいにできるクルマ―「トレーラーハウス」だ。実は昨年末の法改正により、大型トレーラーハウスの公道走行が可能になった。これまでは映画の中でお目にかかる程度だったけど、日本でも「トレーラーハウス暮らし」が可能になるのだろうか?

「住むことは、十分可能です。見た目も中身も普通の家と変わりませんから。最高級モデルでは、筐体は2×4工法で構築され、壁には断熱材、窓も断熱効果が高いペアガラスを使用、内装にはムク材が使われています」と教えてくれたのは、日本トレーラーハウス協会代表理事の大原邦彦氏。ちなみに、お値段は最高級クラスだと、設置費込みで1000万円前後。なかなかのお値段だが、マンションに比べたらずっと安い。地方で安い土地を買ってトレーラーハウスで暮らすのもいいかも…。と思いきや、キャンピングカーの設置基準に詳しい船山信行弁護士はこう語る。

「随時かつ任意に移動できなければ、クルマではなく建築物と判断されます。例えば、移動の支障となるポーチ、ベランダ等が設けられている場合などです。建築物と判断されると、建築確認申請などの問題から、違法建築物とみなされ、居住はできません」

逆に言えば、随時かつ任意に移動できればクルマとみなされるのだ。

「とはいえ、当協会では、本拠地として恒久的に住むことは推奨していません。基本的には、別荘や敷地内に設置する子ども部屋などのニーズが多いですね」(大原氏)

ちなみに、大型トレーラーハウスの公道走行には、大型牽引免許や行政への道路使用許可が必要とのこと。トレーラーハウスで日本一周!なんてのはちょっと難しそうですね。
(コージー林田)


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