腕時計、フィギュア…円安で大人気!?

副業で「個人輸出」ブームの兆し

2013.05.16 THU


世界最大級のインターネット通信販売のマーケットプレース「eBay」。日本からは、アニメコンテンツから扇子や着物などまで幅広く出品されている
アベノミクス効果で進む円安。輸出産業にとっては追い風だが、個人レベルでは恩恵は少なそう…。と思いきや、一部では副業として、日本で仕入れた商品をオークションサイトやネットショップで外国人に向けて販売する「個人輸出」に注目が集まっているという。

「ヤフオク!や楽天でも海外発送は可能ですが、サイト自体が日本語のため、まず売れません。集客力や売りやすさを考えると、初心者には海外オークションサイトeBayや最近注目されている

Amazonがオススメ。アニメのフィギュアや海外で人気の高い日本人アーティストのCDなどをまとめて出品すると売れやすいですよ」

そう話すのは、日本ネット輸出入協会代表理事の塚原昭彦さん。始めるには、先述のサイト関連のアカウントを取得すれば準備は完了。ただし、国外への輸出には、注意が必要なルールがある。

「実は“禁制品”といって、日本からは発送できても、相手国で受け取れないものがあります。例えば、アメリカに『飛び出しナイフ』は送れません。また、象牙やべっこう製品など、ワシントン条約に抵触する商品もNGです」(同)

さらに気をつけたいのが関税だ。

「発送時には、商品の金額をラベルに明記するのが決まり。取引額によっては輸入側で関税がかかるため、購入者から1000ドルの商品を『100ドルと記載して』という申し出があることも。これは『アンダーバリュー』といい、脱税行為なので応じてはいけません」(同)

また、海外への発送方法も気になるところ。塚原さんによれば、2kg以内で低価格の商品であれば、小形包装物SAL便が◎。ただ、補償や追跡サービスがないので、補償が欲しい場合は、書留のオプションをつけるか、EMS(国際スピード郵便)を利用しよう。

日本では見慣れたものがお宝として売れる「個人輸出」。まずは自宅に眠る不用品から挑戦してみてはいかが?
(南澤悠佳/ノオト)


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