登山ブームにのって人気上昇

「ロングトレイル」の楽しみ方

2013.06.06 THU


ロングトレイルの本場はアメリカ。西部3州をつらぬくパシフィック・クレスト・トレイルはなんと全長4650km! 夏には多くのハイカーが訪れる
近年のアウトドアブームの影響もあり、登山を楽しむ人は年間約1000万人を数える。同時に自然や山の楽しみ方が多様化するなか、にわかに盛り上がりを見せているのが「ロングトレイル」。まだまだ聞き慣れない言葉だが、いったいどんな中身なのだろうか?

ロングトレイルで活躍するアイテムを多く扱うアウトドアショップ「Hiker’s Depot」のオーナー、土屋智哉さんに伺った。

「ロングトレイルとは、長距離遊歩道と訳すことができます。登山やトレッキングとの明確な違いはないのですが、歩く距離が長いという点が挙げられます。テントや山小屋での宿泊をともない、途中で街に行くこともあるため、旅の要素が強いのが特徴です」

なるほど…。自然のなかを歩く旅なんですね。でも、なぜ今注目されているの?

「2000年頃からトレイルの整備がはじまり、70~200kmほどのコースが各地で誕生しているからです。発祥の地はアメリカ。現地には数百~数千kmにもおよぶトレイルが数多くあり、その文化が日本に“輸入”されてきているんです」

ルートや日程を自分で決められる点も大きな魅力。全行程を歩き切るには最低でも3泊4日ほどかかるが、数回に分けて歩く「セクションハイク」であれば、難易度はグッと低くなるという。

実際に歩くとなると、どのようなコースがあるのか。国内のトレイルをとりまとめている「日本ロングトレイル協議会」に聞いてみた。

「長野・新潟エリアにある信越トレイルがおすすめです。梅雨明けから夏にかけて、マイナスイオンたっぷりのブナの森を歩くのはとても気持ちいいですよ!」

初心者向けのガイドツアーが催行されているので参加してもよさそうだ。ちなみに、レインウェアやトレッキングシューズ、調理器具や浄水器といった山道具が必要となるので、まずはアウトドアショップに相談してみよう。
(小林昂祐)


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