これから注目!虎ノ門、渋谷、中野……

TOKYO再開発の今を追う!

2013.10.03 THU


見慣れた風景が変わっていく寂しさもあるが、地域のランドマークとなる建物が新たにできれば街の表情が一変する。 TOKYOの変化はこれからも続きそうだ。(※画像は、環状2号線プロジェクト完成イメージ)
東京スカイツリー、ダイバーシティ東京や渋谷ヒカリエなど、大型開発による新規商業施設が続々とオープンしている東京。現在も着々と進んでいる大規模再開発プロジェクトは他にも多数ある。

まず、都心の幹線道路を強化させる開発として注目なのが、2014年に完成予定の虎ノ門~新橋間を結ぶ「環状2号線プロジェクト」、別称「幻のマッカーサー道路」。GHQが虎ノ門の米国大使館から竹芝桟橋まで軍用道路整備を要求したという説からついた名前だ。

幅40m、全長1.35kmと、表参道の並木通り(幅36m、全長1.1km)よりも大きな道路で、特徴は地下と地上の二層構造。車道本線を地下トンネルにすることで地上部は一般車線と広い歩行者空間が確保され、街路樹を配した風の道として、ヒートアイランド抑制効果も期待される。立体道路制度を活用し、超高層複合ビルの地下を環状2号線が貫通する、ビルと道路一体型の再開発事業も進行しており、オフィスや住宅、ホテルを有した地上52階建のビルが虎ノ門一丁目に竣工予定だ。これは、東京ミッドタウンに次ぐ都内2番目の高さになるという。

また、4月にオープンした渋谷ヒカリエを皮切りに、渋谷駅の再開発も続いている。2013年3月16日に東急東横線と東京メトロ副都心線の相互直通運転開始することが決定し、さらに埼京線ホームを山手線ホームと並行させるほか、銀座線ホームを島式(1面2線)化する方針。ハチ公前広場の拡充や東西のバスターミナルの再編、国道246号線の拡幅で駅周辺道路の効率化をはかるなど、大規模な整備はこれからといったところだ。終了予定は2026年度と、すべて完成するのはなんと14年後!

さらに中野駅および駅周辺でも複数の開発計画が進められており、完了予定は2031年を目標にしている。2013年春に帝京平成大学と明治大学の中野キャンパスが開校し、サブカルチャー色の強い街がどう変わっていくか注目だ。このほか、2015年は新宿コマ劇場跡地にワシントンホテルと「TOHOシネマズ新宿」が、2016年は大手町に天然温泉を備えたホテルが完成予定。エンターテインメントや観光地としての多様性が広がることにも期待が高まる。

※この記事は2012年10月に取材・掲載した記事です

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