山の上は意外と寒い? 低山でも遭難の危険がある?

秋の山歩きに持参すべきアイテム5

2013.10.10 THU


防寒着としても着られるレインウエアと、保温性の高い防寒用のジャケットで、こまめな体温調整を。(写真右)トレントフライヤージャケット Wemen’s 1万9000円、(写真中)トレントフライヤーパンツ 1万3800円、(写真左)サイクライムジャケット Wemen’s 1万400円(すべてモンベル)
外に出るのが気持ちいい季節。最近では、20~30代の女性でも山歩きを楽しむ人が増えているそうだが、初心者でも登りやすい標高1000m以下の低山でも遭難などの危険があるとか。初心者向けアウトドア専門誌『ランドネ』の副編集長・佐藤泰那さんに安全に登るための心得をお聞きした。

「標高にかかわらず年によってはすでに雪が降っていたり、夏山シーズンが終わると登山口までの交通手段のダイヤが変わっていることも。ウェブサイトでの情報収集だけではなく、登山口がある自治体の観光協会などに連絡し、登山道の状況や登山口までのアクセス方法を確認することをおすすめします。そのうえで、登山用の地図を見ながら休憩時間も考慮して、15時くらいまでには下山できるスケジュールを立てましょう」

これらをふまえたうえで、関東近郊の標高1000m以下の山を想定し、10月中旬~11月にハイキングに行く際、欠かせないアイテムをあげてもらった。

・上下セパレートのレインウエア
気温が低いなかで雨に濡れると低体温症になる可能性も。ポンチョタイプと違い足元まで濡れないうえ、防風効果もある。

・フリースなどの防寒着
体温調整しやすいように、厚手のシャツを一枚着るのではなく、薄手のシャツのうえに、フリースやダウンなどの防寒ウエアを重ね着しよう。

・ヘッドランプ
万が一、予定よりも時間がかかり、日没前に下山できなかったり、天気が崩れて真っ暗になってしまった場合に備えよう。

・地図とコンパス
低山ほどしっかりした道標が無かったり、作業道と登山道の区別がつきにくいなど、道に迷う危険性がある。

・食料と飲料
山の上の売店で買おうと思っていたら、この時期は閉まっている、なんてことも。十分な量の食料と飲料の準備を。

「低山ならいらないだろう」と考える人も多いこれらのアイテム。しかし、いざという時には必要なものばかりだ。

ちなみに、汗冷えしないように直接肌に触れるウエアは速乾性のある素材を選ぶこともポイント。靴は、足首が固定し滑りにくく、防水性をもつ登山靴が安全とのこと。また、出発前には忘れずに登山届を提出することも大切。

低山でも油断しないことが、安全につながるのだ。

(取材+文・相馬由子)

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