“ネット経由”ここ12年で0.2%が4.5%に!

「保険加入」ネットとリアルの違い

2013.11.21 THU


ここ数年、インターネットで保険加入する例が増えているという。生命保険文化センターの「生命保険に関する全国実態調査」(平成24年版)によると、平成12年調査(平成7~12年に加入)では、全体の0.2%だったインターネットによる保険加入が、平成24年調査(平成19~24年に加入)では4.5%と、確かに増えているようだ。

しかし、いざインターネットで保険商品を見ても、どこをどのように検討すればいいか分からず困ってしまうことも多い。どんな点に注目して考えるのがいいのだろうか。

「“何のために保険に入るのか”を少しでも具体的に思い描くことが大切です。『目的』がはっきりしていれば、収集する内容も絞られ自分の考えも整理しやすくなります。インターネットでは、気兼ねなく納得いくまで保険プランを自分で設計でき、時間を問わず好きなときに手続きできますから、メリットは少なくありません」

とは、この11月に新たにネット保険に参入した「富士生命ダイレクト」担当の金村さん。しかし、保険に関する知識がなければ、自分に合った保険が分からないという心配もある。1対1で相談ができないネットの場合は、どう検討していくのがいいのか。

「弊社のサイトの場合、“保険を探している人は必ずしも保険に関する知識がある人ではない”という前提に立っています。ユーザーが保険を検討していく際の心理状態を考察し、たとえば、“その目的ならどのくらいの保障額にすればいいのか”“この場合のこの特約はどの程度おすすめなのか”など、保険選びの助けになる内容を意識しています」

加えて同社の場合、複数の商品を好きなように組み合わせて保険料を見積もり、一度に検討できるようになっている。たとえば「医療保険」を探している人は、「がん保険」も同時に検討する場合が多いが、医療保険の保険料計算後、がん保険の料金を一から調べ始める…では手間もかかるため、“商品単位”ではなく、“人単位”で考えられる設計にしているという。

とはいえ、やはり1対1で説明してもらった方が安心という人もいるだろう。

「商品の特長や比較のポイント、選び方などを細かく質問したければネットより対面がよいでしょう。一方、対面で収集した情報を選別したり、深く調べたりする場合はネットが適しています。ユーザーのみなさんは、それぞれのチャネルの“イイトコ取り”をするのが賢い利用法だと思いますね」

R25世代は、「健康保険などの公的保険をしっかりと理解して、不足分を民間の保険で補うという考え方をしてほしい」と金村さん。対人だと「後で断りにくくなってしまう」というしがらみも生まれがちだが、ネットならその心配もない。そろそろ保険に…と考えている人は、試しにアクセスしてみるのもありかもしれません。

※この記事は2012年11月に取材・掲載した記事です

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