実は30%以上の人が経験あり!

トイレにおける“お昼寝”の作法

2014.03.08 SAT


自分のデスクに突っ伏して寝る…というのはなかなかできないもの。どうしても我慢できない人は“トイレ寝”を選択肢に入れてもいいのかもしれません
ぽかぽか陽気の春。ランチ後のオフィスで、どうしようもないほどの眠気に襲われることってありません? もちろん上司の手前、デスクに突っ伏して寝るわけにもいかず…。そんな時に駆け込みたくなる場所が、そう、トイレです。会社員なら、誰もが一度くらいは「トイレでもいいから寝たい!」という誘惑に駆られた経験があるのでは?

R25が25~34歳の独身ビジネスマン200人を対象にアンケートを実施した結果、「あなたは就業中に会社の個室トイレで仮眠をとったことがありますか」という質問に対して、イエスと答えたのは61人。つまり、全体の30.5%が“トイレ寝”経験者。やはり、みなさん考えることは一緒です。

では、経験者たちは、どんなスタイルで“トイレ寝”をしているのか。

もっとも多かったのが「洋式のトイレの便座の蓋に座って寝ます」(29歳・大阪府)、「便器のふたを閉めて、その上に腰掛けて寝る」(34歳・愛知県)、といった意見。『便器のフタを座面に見立てて、ズボンをはいたまま座って寝る』というのが、“トイレ寝”のオーソドックスなスタイルのようです。

また、意外に多かったのが「便座の温度を上げると寝心地がよくなる」(34歳・大阪府)など、便座ヒーターを利用した快眠派。節電の今冬はそうもいかないかもしれませんが、おしりがぽかぽかだとよく眠れそうですね。

さらに「耳栓を付ける」(29歳・東京都)、「消臭スプレーで臭い対策をおこなう」(28歳・東京都)、などの小物使い派や、「トイレットペーパーを2~3個使って、水槽タンクの上にやぐらを作る。普通に便座に腰かけて、やぐらに頭を固定する。頭が固定して船を漕がなくなるので、スッと眠ることができる」(32歳・東京都)など、それぞれ快眠空間づくりに工夫を凝らしている様子。

ちなみに、「NPO睡眠文化研究会」事務局長で睡眠改善インストラクターの鍛冶恵さんによると、昼過ぎに眠くなるのは、12時間サイクルで眠気を感じるカラダのリズムによるもの。やりすごせないほどの眠気を感じた場合、10分でも昼寝をとることで脳がリフレッシュされることは、多くの実験で証明されているそうです。

では、やむを得ず限られたスペースで昼寝する場合、気をつけておくべきポイントは?

「体を倒しすぎないこと。水平に近い姿勢をとってしまうと、体温が下がって深い睡眠に入ってしまいます。ソファや椅子にもたれる、あるいはうつ伏せになるなどの姿勢がよいでしょう。時間帯としては、13時から16時くらいまでの間に、20分前後の仮眠をとるのがおすすめです。それ以上の仮眠をとると、深い睡眠に入ってしまい、逆に起きてからぼんやりしてしまいます」

もちろんトイレでの昼寝は眠気をどうにもやりすごせない時の奥の手。決しておすすめできませんが、万が一“トイレ寝”することになった場合は、睡眠のメカニズムをきっちり把握したうえで、効率的にリフレッシュして下さいね!
(吉原 徹/サグレス)

※この記事は2012年3月に取材・掲載した記事です

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