身体にまつわる都市伝説 第94回

子どもは風の子って本当なの?

2014.04.17 THU

身体にまつわる都市伝説


子どものころは吹きすさぶ寒風を物ともせず、半そで半ズボンですごしたR25世代も多いはず。その秘密のひとつは、活発な代謝に基づく体温の高さにあったようだ 写真提供/PIXTA
お花見シーズンもたけなわで、すっかり春らしい気候にはなったものの、朝晩などはまだまだ思わぬ肌寒さに不意打ちをくらうこともある。

こんな季節の変わり目は、体調を崩しやすいので要注意。日々のコンディショニングは、ビジネスマンにとって仕事のひとつだ。

ところで、昔から「子どもは風の子」といわれるけれど、この言葉に医学的な根拠はあるのだろうか? たしかに子どものころは冬でも運動場で元気に遊びまわっていたし、大人になってからの方が寒がりになった気がしなくもない。

やはり、人間は子どものころの方が寒さに強いのだろうか。池袋スカイクリニックの須田隆興先生に聞いてみた。

「どちらかというと、子どもは免疫が成人より未熟なぶん、むしろ風邪をひきやすい側面があるはずです。しかし、成人と比べて子どもというのは平均体温が高いため、そのぶん寒さに強いとはいえるのではないでしょうか」

須田先生によれば、子どものころは代謝が活発なぶん、大人よりも体温が高い。そういえば小学校時代、一年中タンクトップで過ごした生徒が全校集会で表彰されていたりもしたが、それも幼少期なればこそ、といえそうだ。

「それにR25読者の皆さんも心当たりがおありでしょうが、男の子はとくに落ち着きのない子どもが多いですから、外に出ても走りまわってばかりであまりじっとしていませんよね(笑) つまり、そもそもの運動量が大人よりも多いわけですから、それもまた風の子と呼ばれる理由のひとつになるかもしれません。ただし、風邪はウイルスによる感染症の一種なので、どれほど寒さに強くても風邪をひくときにはひいてしまうもの。やはり油断は禁物ですよ」

やがて子育てに直面するようになったときのためにも、よく覚えておいてほしい。
(友清 哲)

※この記事は2012年4月に取材・掲載した記事です

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