実はR25世代向き!? 

ネット専業銀行のメリットとは?

2014.04.23 WED


大和ネクスト銀行では、キャッシュカードや通帳も発行もなし。その分のコストが金利に還元される、まさに「資産形成」のための銀行
一口に銀行といっても、その種類は様々。メガバンクだけでなく、インターネット上で運営されている「ネット専業銀行」も増えている。だが、実際にはまだネット専業銀行を利用したことがない、という人も多いだろう。そこでメガバンクなど“普通の銀行”との違いをファイナンシャルプランナーの竹下さくらさんに伺った。

「インターネット専業銀行とは、インターネットでの取り引きを基本としている銀行で、2000年以降に登場した業態です。実店舗を持たないのが、他の銀行との大きな違い。ジャパンネット銀行、ソニー銀行、楽天銀行、住信SBIネット銀行、じぶん銀行、大和ネクスト銀行の6行がこれに該当します。セブン銀行やイオン銀行は、『商業施設との連携を主体にする銀行』であり、ネット専業銀行とは区分が異なるんです」

このほかにメガバンクの「インターネットバンキング」があるため、多少区分がややこしくなっているそう。機能面を見ると、通常の銀行の機能のほか、ソニー銀行の「人生通帳」では収支管理ができるなど、ユニークなものも増えている。では、ネット専業銀行にはどんなメリットがあるのだろうか?

「預金の金利が比較的高いのが特徴です。特に50万円、100万円といった“小さなお金”を増やすのに便利。メガバンクだと、基本的に300万円までは同じ金利ですが、ネット専業銀行だと数十万単位で金利が変わるので、小額でも高金利が期待できるんです。ネット専業銀行は店舗を持たないため、運営コストを抑えやすく、その分高金利を提供できるんですね。そのほか、送金や資産運用の際の利便性が高いこともネット専業銀行のよさです」

“小さなお金を増やす”とは、まだ貯金額の少ないR25世代にとってうってつけともいえそう。では、上記の6行を金利で選ぶ場合、どこがオススメ?

「普通預金に入れっぱなしにするなら、大和ネクスト銀行(100万円で0.100%)とジャパンネット銀行(100万円で0.040%)ですね。ほかは一律0.020%で変わりません。定期預金の場合は『預け入れ期間』と『預け入れ金額』によって変わってきます。例えば、100万円を大和ネクスト銀行で5年間預けたとすると、0.260%と群を抜いています。同じ条件なら、じぶん銀行(0.150%)、ジャパンネット銀行(0.147%)と続きます」

ちなみに、同じように普通預金に100万円を入れている場合、メガバンク3行の金利は0.020%。100万円を5年間預ける定期預金では0.030%。普通預金で比べれば、大和ネクスト銀行は実に5倍の金利を得ることができる。ただし、金利が優遇されている分、入金時に手数料がかかるなどの条件もあるので、利用する際には注意が必要だ。

預け入れ金額や期間によっても異なるが、「300万円以下のお金を預けるならネット専業銀行がおトク」と覚えておいてもよさそうだ。
(船山壮太/verb)

※記事内の金利は、2013年4月10日現在、個人向け預金金利の情報です。

※この記事は2013年4月に取材・掲載した記事です

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