「男の甲斐性」へのしっぺ返し?

恋愛トラブルの慰謝料いろいろ

2014.05.26 MON


結婚していないのに、浮気の慰謝料を請求されるなんてことはあるのだろうか? 画像提供/PIXTA
色恋沙汰の傷は、痛くてつらくて切なくて…。その傷(精神的損害)は、お金で癒してもらうしかない! というのが慰謝料請求。彼女のハートを傷つけたからといって、なんでもかんでも慰謝料が発生するわけではないけど、火遊びがバレて、「浮気なんて許せない!慰謝料を払え!訴えてやる!」なんて彼女に迫られたら…。ひょっとして慰謝料を払うハメになったりするんでしょうか?

答えは「NO」。単に付き合っているだけの関係なら、浮気による慰謝料請求権は発生しません。浮気による慰謝料を請求できるのは、「結婚している」「内縁関係にある」「婚約している」などの場合のみ。男性の皆さん、安心しました?

では、結婚している男性が浮気をしたらどうなるのか?

慰謝料の金額は、単に浮気をしただけなら10万~150万円、浮気が原因で離婚に至った場合は200万~300万円が相場です。かなりバラつきがありますが、これは、浮気した側の収入や婚姻期間、幼い子どもの有無等の事情によって変化します。

ちなみに「浮気以外」でも慰謝料の支払いを命じられることがあります。

たとえば妻が再三やめてほしいと言ったのに、ソープランドに通い続けた夫に、離婚慰謝料として100万円の支払いを命じた判例があります。SEXを拒否し続けた妻に、離婚慰謝料として150万円の支払いを命じた判例もあります。

余談ですが、離婚慰謝料といえば、芸能人の高額な離婚慰謝料が話題になることがありますよね。千昌夫さんの離婚のときは50億円、沢田研二さんは18億円を支払ったなんていわれていますが、これは財産分与を含んだ金額と考えられます。もっとも、慰謝料の金額は双方の話し合いで決められるので、合意できるなら、いくら高額になっても構わないのですが。

一方、もし裁判で慰謝料の金額を争った場合には、いくら稼ぎが莫大でも、億単位の支払いを命じる、という判決がくだることはまずあり得ないでしょう。庶民には縁のない心配ですけどね。

※この記事は2013年5月に取材・掲載した記事です

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト