メニューにない注文もできる!?

飲食店で常連になるためには?

2014.07.10 THU


大人の男ならなじみの店の1つくらいは持っていたいもの。でも仲よくなるためとはいえ、いきなり店員に話しかけるのは勇気がいるし…。飲食店の常連客になるコツなどはないものか?

というわけで、まずは、どれくらいの頻度で来店すればお店に常連客と見なされるのかをダイニングバー「月美草」のオーナー・尾崎朋子さんに聞いてみた。

「個人的な意見ですが、月1回でもいいので長くコンスタントに来店される人が常連さんだと思います。定期的に来られる方は、お店を気にしてくれているわけですから、店側もその人を気にかけたくなるんです」

来店回数を増やすことより、定期的に通い続けることこそ常連客の条件といえそう。とはいえ、「最初、月に3回ほど来店されると店側も接しやすいです」(尾崎さん)とのことなので、まずは何度かこまめに来店して顔を覚えてもらい、その後は好きなペースで定期的に通えばよさそう。さらに、グルメライターのブラボー川上さんは、以下のように語る。

「平日や給料日前など、飲食店がヒマなときに1人で行くと店員さんから話しかけられやすいですね。逆にこちらから話しかけるときは、おススメのメニューや、その調理方法などを聞くのがベター。また、ほかの常連さんに迷惑をかけないなど、店の空気を読むのも大切です」

実際に特定の店の常連客だという人からは、「宴会の料金を少しまけてくれた」(28歳・商社)だとか、「作りすぎた料理をタダでいただいた」(26歳・SE)という声が聞かれたけど、ここまでサービスしてもらえるの?

「基本的にほかのお客様と同じように接客しますが、リクエストを受けて、可能な限りでメニューにないお酒を取り寄せたりすることはあります。好みを知っているので、『お任せで』なんて注文もOKです」(尾崎さん)

融通が利くというのは、常連客ならではの“特典”だ。ただ、なかには「常連客にはなりたいけど、店員にベタベタされたくない」という人もいるだろう。これに対し、喫茶店「ららんじぇ」のマスター・雑賀猛さんはこう語る。

「静かに過ごしたい人には、こちらも気配を察してそっとしておきますよ。でも、それでも何度も通ってくれる人もいます。会話がなくてもお店と心地よい関係を保てるのが、常連さんの一番のメリットではないでしょうか」

店員さんと談笑するのも、ゆっくり一杯飲むのも、なじみのお店だからできること。他人が知らない自分だけの一店、あなたも見つけてみては?
(糸数康文/Office Ti+)

※この記事は2011年1月に取材・掲載した記事です

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