30→40歳で筋力が減り、基礎代謝が低下…

10年後「体脂肪+3kg」予防法

2014.07.17 THU


やはり大切なのは、適度な運動とバランスの取れた食事。10年後後悔しないようにコツコツと…
30歳のキミは、まだまだ無理もできるし“老い”など無縁! と思っているかもしれない。しかし、厚労省の「基礎代謝基準値」の年齢変化から試算すると、40歳は30歳より3 .2 kgも体脂肪が増加する。また、体重は30~34歳の平均が69.1kgなのに対し、40~44歳の平均は70.1kgに…(経産省調べ)。さらに総務省統計局の調べによると、30~34歳と40~44歳の体力測定の結果を比較すると、上体起こしや立ち幅跳び、反復横跳びなど、脚力や腹筋力が問われる種目では、軒並み結果が悪くなってしまうのだ。

「現代人の環境は健康を害しやすく、老化を速めやすいんです」と話すのは、アンチエイジングに詳しい青木 晃先生。

「その理由の一つは食生活。加工食品を食べる機会が増え、ビタミンやミネラルといった必要な栄養素が摂りにくくなったうえ、有害物質が体内に溜まりやすくなりました」(青木先生)

そのほか、電車やエレベーターなど移動手段の発達により運動不足に陥っていること、オフィス勤務が中心で昼夜や季節の変化を感じにくい生活により、自律神経のバランスが狂い、体に不調を来すようになっていることなどを青木先生は指摘。

加えて青木先生は、冒頭のデータに対して警鐘を鳴らす。

「脂肪量に注目すると、40歳で3.2kgも脂肪が増えるのに、平均体重は、30代前半から40代前半で約1kg増。これは筋肉量が減る代わりに脂肪が増えるといえますね。筋肉量は加齢とともに減り、基礎代謝の低下につながる。基礎代謝が低下すれば太りやすく痩せにくい体に。できるだけ筋肉量を減らさないように年齢を重ねていくことが大切です」(青木先生)

そこで青木先生が、アンチエイジングの取り組みとして、日々続けやすいものをいくつか提案してくれた。

「運動と食事に気をつければ、筋肉や脂肪にはもちろん、頭髪や睡眠、体臭などにも対策を打てます。例えば、1日6000歩のウォーキング。できれば、30分ほどの積極的な有酸素運動と、週3回の筋トレを勧めます。食事は、炭水化物を控えめに。また、老化とは『体が酸化して錆びること』でもあるので、酸化を防ぐ緑黄色野菜や果物を毎日多めに摂りましょう」

30歳となれば、1年が過ぎるスピードを実感しているだろう。ならば40歳はそう遠い将来ではないはず。日々の習慣や心がけが自分を形成していると肝に銘じて、努力を継続したいものである。

(GRINGO&CO.+『R25』編集部)


  • 30代、40代の平均値比較

    体重~BMIは掲載産業省(2004~2006)調べ。脂肪量は18歳時と比較した増加量、厚生労働省(2005)データを参考に試算。陰茎の長さは30代と40代で調査、博慈会記念総合病院泌尿器科(2008)調べ。

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