夏休みは日ごろの喧騒を忘れて…

古き良き日本…古民家ステイの魅力

2014.08.03 SUN


『傳次郎』の宿は18畳、8畳(2室)、6畳の合計4室で、1日1組(10名まで)。浴衣や作務衣でゆったりとくつろぎたい 写真提供/古民家の宿 傳次郎
夏も本番、今年の夏休みやお盆休みはどこへ行こうか…なんて、決めかねている人もいるのでは? そんななかでプチブームになっているのが、「古民家ステイ」。文字通り「古民家(を改築した旅館)に宿泊する」という旅行プランで、ちょっと調べた限りでも、日本の伝統家屋や静かな環境を売りにした旅館はいくつもあるようだ。

古民家ステイの魅力って、いったいどんなところにあるんだろう? ということで、茨城県北部の山あいで『古民家の宿 傳次郎』を営む杉山冨士子さんに聞いてみた。

「古民家の宿の多くは自然豊かな場所にあり、“夏休みにおじいちゃんおばあちゃんの家に遊びに来た”ような気分になることができます。また、1日1組、一軒丸ごと貸し切りになるケースが多いので、ほかの宿泊客に気兼ねすることもありません。もちろん、お一人様での宿泊もできますが、家族や気の合う仲間とともにのんびりと過ごすのに最適だと思います。昔ながらの生活、田舎のよさというものを、多くの人に知ってもらいたいですね」

ちなみに『傳次郎』は、なんと約150年前に建てられた、かやぶき屋根の古民家を使った宿。ここ1~2年で増えているという利用客からは、「タイムスリップしたみたい」「朝も夜も静かで、虫の声や鳥のさえずりに癒やされる」などの感想が寄せられているそう。

2年前に古民家ステイを経験してから、すっかりその魅力に取りつかれたというR25世代男性のKさんに、魅力を語ってもらった。

「これまで、山形、長崎、沖縄などの古民家に宿泊しましたが、ネット環境がないのは当然で、携帯電話が通じない場所も多いんです。時間の流れが普段と全然違って、体験したことがない“古き良き時代”というものを感じながら、心身ともにリフレッシュできるのが最大の魅力ですね。それに、五右衛門風呂に入れたり、たけのこ掘りや虫捕りなんて男ゴコロをくすぐる体験プログラムがあったりするので、飽きっぽい人やアクティブな人も十分楽しめると思います」

杉山さんによれば、宿泊客にはリピーターが多く、翌年の予約をして帰る人も多いのだとか。毎日仕事に忙しいアナタ、この夏に古民家ステイを体験してみては?
(小山喜崇/blueprint)

※この記事は2011年07月に取材・掲載した記事です

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