食事1回あたり、摂取量が約15%も減る!

「よく噛まないと太る」は本当?

2014.10.15 WED


よく噛んで食べることで、消費するカロリーもアップし、さらにダイエットの手助けに! しっかりと口を動かし、ひと口10回以上は噛むようにしたいものです 画像提供/blanche / PIXTA(ピクスタ)
せっかちな性格のせいか、昔から「早食い」の私。今まで、親や友達から「よく噛んで食べないと太っちゃうよー?」と言われてきましたが、ふと「それって本当なの?」と疑問に。答えを教えてくれたのは、医学博士の白澤卓二先生! ずばり、その真相は?

「最新の研究結果から、噛む回数を増やすことで、食事量を約15%減らすことができることがわかっています。つまり、食事量を減らすことで、体重をよりコントロールしやすくなるのです」

これは、米国アイオワ州立大学の研究チームが調査した結果によるもの。アイオワに住む男女(18歳~45歳)45人に、普段より咀嚼回数を増やしてピザを食べてもらい、食べた量や食欲を比較する実験を、昼食時(60分間)に行ったのです。その結果、咀嚼回数が普段より1.5倍多いとピザの摂取量は9.5%減少、2倍多いと14.8%減少したそうです。

「摂取量がこんなに減ったにもかかわらず、食後の食欲には変化がありませんでした。よく噛むことで食べる量が減っても満腹感が得られ、反動であとから食べすぎることは少ないということになります。食べすぎによる体重増加が気になる人は、よく噛んでゆっくり食事することで、食欲をコントロールしやすくなるでしょう」

また、よく噛んで食べることは、そのほかのメリットもあるという。

「高齢者の研究調査によると、よく噛んで食べる人は高齢になっても認知機能が保たれて、自立した生活を送りやすいことが明らかになっています。食べ物をよく噛むと、脳の前頭葉と側頭葉が活性化されるのですが、そこは記憶や学習、感情抑制などをつかさどる部位。そこを鍛え続けることで、いくつになっても、日々シャキッと過ごせるでしょう」

なお、ゆっくり噛んで食べる習慣は、幼児期に受けた教育によるものだそうです…はい、お母さんにいつも「よく噛んで!」と言われていたのに聞かなかった自分が悪いです(涙)。せめて今からでも習慣化づけられるよう、焦っていてもゆっくり噛んで食べることを意識して、ダイエットしやすい体を作りたいです!

(富永明子)

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