放っておくと風邪をひきやすくなる!

冬の乾燥期「ドライノーズ」に注意

2014.12.11 THU


「ドライノーズの原因としてはアレルギー性鼻炎など鼻の病気が根本にある場合が少なくありません。鼻水が多い・鼻が詰まる・鼻がかゆい等の症状があれば、耳鼻咽喉科で鼻水を抑える薬や軟膏を処方してもらうなど、早めの受診をしましょう」(川村先生)
パソコンの使い過ぎなどで目が乾く「ドライアイ」はよく知られているが、鼻が乾く「ドライノーズ」と呼ばれる症状が存在することをご存じだろうか? 

「ドライノーズは『乾燥性鼻炎』ともいわれており、文字通り鼻の中の粘膜が乾燥するのが主な症状です。ムズムズとしたかゆみやピリピリとした痛み、鼻をかむと血が混じる、鼻くそがつきやすくなるなどの症状が起こります」

そう教えてくれたのは、川村耳鼻咽喉科クリニックの川村繁樹院長。一体どんな人がドライノーズになりやすいの?

「アレルギー性鼻炎などで普段から鼻水が多い人は、ドライノーズになりやすいので要注意。頻繁に鼻水をかむ影響で鼻の入り口付近の粘膜がただれやすいうえ、乾燥が加わって湿疹のようになりドライノーズの症状を引き起こしてしまうのです。また、鼻中隔弯曲症(びちゅうかくわんきょくしょう)などで鼻の中が狭い人も、粘膜同士の接触によってドライノーズになりやすい傾向があります」

このドライノーズ、放っておくと鼻の加湿機能が低下して、インフルエンザや風邪などの感染症にもかかりやすくなってしまうんだとか…。どんな対策をしたらいい!?

「ドライノーズに有効な対策は、とにかく加湿を徹底することです。マスクをする、加湿器を使う、エアコンの空気に直接当たらない…などが基本ですが、簡単に鼻の中を加湿してくれる市販の『ドライノーズスプレー』もオススメ。スプレーのノズルを鼻の中に入れるのに抵抗がある方は、生理食塩水を鼻から吸って口から出す『鼻うがい』も有効ですよ」

ドライノーズになってしまいやすい人はたしかにいるものの、きちんと対策すれば防ぐことは十分可能。年末の忙しい時期にインフルエンザなどにかからないよう、ウイルスの侵入を許さない潤いのある鼻をキープしよう!

(有栖川匠)

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