やっぱりたくさん内覧すべき?

内見は何軒くらい見るもの?

2015.02.05 THU


かなりの出資となるから、服や靴を選ぶようには、気軽にできないのが部屋探し。いろいろな部屋を見てじっくり吟味したいけど、見れば見るほど迷うばかりのような気も…。みんなは何軒くらい見て回っているものなの?

「不動産会社は2社、内見する部屋は3軒程度が平均のようです。ただ、これはあくまで平均なので、1軒で決める人も5軒以上回る人もいます。こだわり具合や性格にもよるので、平均は気にしないでいいと思いますよ」

そう答えてくれたのは、「もう後悔しないぞ部屋探し」(草思社)の著者であり、1200万アクセスを突破する人気サイト「お部屋探し達人3」の運営者・武緒 淳さん。理想的な部屋探しの方法を教えてください!

「まずは住みたいと思う駅ではなく、その駅の沿線のターミナル駅へ行き、駅近辺の不動産会社を数社まわってください。ターミナル駅近辺の不動産会社は周辺の情報まで広く把握しているので、自分が思っていたエリアとは違う穴場などに気づかせてもらえることもあります。ポイントは『広く浅く』ですね。この段階を経てからエリアを絞り込み、その上で希望する駅周辺の不動産会社へ行きましょう」(武緒さん)

不動産会社へ行くと、たくさん物件資料を見せてもらいますが、実際に内見する部屋はどう選んだら良いでしょう? つい、あれもこれもと見たくなってしまうのですが…。

「たくさんの情報を見ると、判断の軸がブレてしまいがちなので、こだわりたい条件は最初にきちんと書き出しておくといいですね。でも、実際のところ、内見数は多ければ多いほどいいんですよ。相場観が養われるし、設備が充実しているか陳腐か、一般的な良し悪しも判別できるようになる。私に言わせれば、最低でも4、5軒は見ておくべき。条件に合う部屋がこれくらいは出てくるはずです」(武緒さん)

なるほど。では実際の内見時にチェックすべきポイントは?

「皆さん室内はじっくり見ますが、部屋の外、物件の周辺を見落としがちです。窓を開けたときの騒音、ニオイ、駅からの経路にあるものはチェックしたほうがいい。なので、不動産会社の車で回るのはあまりオススメしません。また、隣人のマナーも大事です。共用廊下に私物が散乱していたりすると、トラブルのもとになる可能性がありますから」(武緒さん)

こうして話を聞くと、上手な部屋探しとは、時間と努力とテクニックの上に成り立っているのかも。焦りすぎず、悩みすぎず、こだわるべきポイントはしっかりつかんではずさない。納得するまで部屋を見て回って、後悔しない部屋探しをしましょう!
(内藤香苗/クレッシェント)

武緒さんによると、物件情報に書かれている家賃などの条件がすべてだとは思わないほうがいいそう。家賃や礼金、入居期間などは、ほとんどの場合相談に応じてもらえるし、例えばエアコンがついていなくても、つけてもらえることがあるとか!

※この記事は2010年12月に取材・掲載した記事です

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