いい大人が車内で読んでいたら恥ずかしい?

「通勤電車で漫画」抵抗感あり5割

2015.02.09 MON

世論調査


「ジャパニーズ・カルチャー」として世界的評価が高まっているマンガやゲームだけど、人前で読むかどうかは別問題? 画像提供:Ushico/Imasia(イメージア)
今や世界的にも評価の高い日本のマンガ作品。昔は大人が読んでいると「いい大人が…」と眉をひそめられたものだが、当時と比べると隔世の感がある。だが、子どもの頃にそういう価値観をすりこまれたせいか、内心「大人が人前でマンガを読むのは恥ずかしいかも」とためらいを感じる人も少なくないという。そこで20代の社会人200人(男女各100人)に、「通勤電車のなかでマンガを読むこと」への抵抗感の有無を調査してみた。(協力:アイ・リサーチ)

〈通勤途中の電車でマンガを読むことに抵抗感はある?〉※電子書籍は除く
・抵抗感がある 48.5%
・抵抗感はない 51.5%

やはり「マンガ=子どもの読み物」という価値観を引きずっている人はかなり多い様子。また、「抵抗感がある」と答えた男性は43.0%にとどまる一方、女性は54%と過半数に及ぶ。やはり女性のほうが人目を気にするせいだろうか…? では、それぞれの意見を紹介しよう。

■「抵抗感がある」派の意見
「大勢の人がいる空間で漫画を読むのは、あまりにも幼稚」(28歳、男性)
「いつまでも大人になりきれてないみたい」(25歳、女性)
「自分が逆の立場なら、ついどんなものを読んでいるのか気になるため」(24歳、女性)
「そういうのはプライベート空間で楽しむものだと思うから」(29歳、女性)
「自分は読まないが、読んでいる方を見て、『好きなんだな』というある種の同情を覚える。こういう方々は人との出会いのチャンスを逃していると思う。公の場で自分の世界に入ってしまっているから」(29歳、男性)
「笑ったりしたら恥ずかしいから」(24歳、女性)
「通勤途中に読むということより、漫画を会社に持って行くことになってしまうので抵抗感があります」(29歳、女性)

■「抵抗感はない」派の意見
「迷惑をかけなければ個人の自由と思うから」(28歳、男性)
「携帯をいじってるのと同じ感覚だと思うから」(26歳、女性)
「新聞紙を広げるよりマシ」(26歳、男性)
「マナーを守って人に迷惑にならないなら気にしない。逆に音楽を聞く方が抵抗を感じる」(25歳、女性)
「暇な時間に何をしようが自由だから。見られて恥ずかしいような本ではないから」(23歳、女性)
「破廉恥なものでなければ、本を読んでいるのと変わらないから」(29歳、女性)
「常識の範囲内であればどう過ごすかは勝手だと思うから」(27歳、女性)

マンガのみならず、最近は通勤電車内でポータブルゲーム機やスマホでゲームに熱中している大人もよくみかける。こちらもマンガと同様、なかには「いい大人が…」と白い目で見る人もいるようだが、皆さん自身はどう感じているだろうか。同様に聞いてみた。

〈通勤途中の電車でゲームをすることに抵抗感はある?〉
・抵抗感がある 36.0%
・抵抗感はない 64.0%

結果だけで判断すると、マンガよりもゲームのほうが抵抗がないようだ。特にスマホゲームだと傍目にはメールやWebサイトを見ているのと変わらないからだろうか。

ともあれ、マンガにせよゲームにせよ、大人が人前で…となると、やはり一定数はためらいを感じてしまうようだ。もっとも、若干の後ろめたさを感じながら、コソコソと向き合う楽しさも、マンガやゲームの醍醐味のひとつなのかも…。

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト