春の味覚を楽しみたい

ベランダで栽培可能? 山菜の魅力

2015.03.05 THU


採れたての山菜22品が食べられる三頭山荘の名物料理。2730円 画像提供:三頭山荘
菜の花、ハマグリ、ホタルイカ…などなど「春の味覚」といえばいろいろありますが、実は最近、「山菜」の人気が秘かに上昇中だとか。比較的地味な食材のためピンとこない人も多いかもしれませんが、居酒屋のメニューなどで目にする機会、けっこうありますよね。でも、特徴が分からないままノリでなんとなく注文することも多く、盛り合わせなんて特に自分が食べている山菜が何なのか、よくわかっていなかったり…。そこで東京の西多摩郡檜原村で山菜料理を出している老舗旅館「三頭山荘」店主・岡部勇三さんに、これからの時期に美味しい山菜を教えていただきました。

「山菜はどれも香りが豊かで、個性的な味、風味を持っていることが多いです。この時期からお店でも味わえるのは『ふきのとう』。個性的な香りと独特の苦みが特徴です。そして4月中旬から5月初旬にかけて登場する『タラの芽』は脂分やたんぱく質が多く、油っぽい味わいが人気です。5月の初旬以降は苦みの少なく、歯ごたえがいい『ワラビ』や、山菜にしては珍しく甘みがある『うるい』が多く出回りますよ」

なるほど3~5月は次々に山菜グルメを味わうチャンスのよう。しかも最近では、ネットで苗を注文し、「自宅で山菜栽培」を楽しむ人も増えてきているようで…。

「私のお店では『うるい』や、山で自然に育ったものに比べて苦みやクセが少なく育つ『行者にんにく』などの苗を買っていかれる人が多いです」

とは、山菜の苗を扱う紫葉園の代表・紫葉末吉さん。

「これらの2種は朝日の軽く当たる半日陰に置き、1日1回水をやればプランターでも栽培でき、比較的簡単に育つため、初心者にはオススメの種類ですよ。他にも、知名度の高い山菜である『コゴミ』や『畑ワサビ』も最初に購入する山菜の苗としてもオススメでしょう。どちらもプランターで半日陰に置き、水を多めに与えればよく育ちますよ。『コゴミ』はくるくると丸まった葉先を天ぷらにしたり、『畑ワサビ』は春には葉とつぼみをおひたしにして食べるといいでしょう」

この季節は山菜料理を食べに出かけるもよし、自ら育てて味わうもよし。旬の味覚を堪能してみては?

(冨手公嘉/verb)

※この記事は2013年3月に取材・掲載した記事です

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