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老化の天敵!紫外線との付き合い方

2015.03.18 WED


日焼けして褐色になった肌に憧れる人がいます。しかし、若い頃に肌を焼いた人ほど、年を取った時の老化の進行が早く、深い傾向にあります。肌の色を変えるのは紫外線の働きですが、その影響は皮膚の深部に、どう残って行くのでしょう?

紫外線にはUV-AとUV-Bの2種類があります。日焼けをした後すぐに肌の色を変えるのはUV-B。これは表皮だけを変色させるので、ターンオーバーという肌の再生を繰り返す中で垢となってはがれ落ち、最終的には元の肌色に戻ります。老化を招くと言われる紫外線は、すぐに変化が表れないUV-Aです。UV-Bが肌の表面にしか届かないのに対し、UV-Aは角質層を通り抜け、真皮と呼ばれる細胞の層にまで達して蓄積します。これが肌の奥を刺激してシミの元となるメラニンを生む原因を作り、真皮を満たしている水分へダメージを与えて「細胞痩せ」を起こさせ、ハリや弾力を失わせるのです。

紫外線の影響を受けない肌がどのような状態なのかを知りたい方は、ご自身のおしりを見てみてください。顔や手の老化が気になる人でも、おしりの皮膚は真っ白でやわらかく、滑らかさを保っているのではないでしょうか。おしりまわりは、一生日に当たらないこともある「保護された部分」。紫外線の刺激がないのでメラニンが生まれる要素がなく、乾燥にさらされる時間も短いため、若い肌を保ち続けることができるのです。

とはいえ、紫外線は様々なメリットももたらします。日光に当たることで体の中では「ビタミンD」や「セロトニン」といった成分が作られます。これらは、脳や精神の健康を維持し、カルシウムの摂取を助けて骨を強くする働きを持つ栄養素。認知症や骨粗鬆症、うつ改善など、様々な病気の予防に役立っています。空気中に存在する様々な細菌やウイルスを殺菌するのも、日光の仕事です。極端に紫外線を避けると、色々な病気を招きやすくなる危険性も生まれるので、老化予防にと日に当たらないで過ごすのも考えものです。

では、どのようにすれば老化を招かずに、紫外線のメリットだけを取り入れられるのでしょう? ポイントは「時間」と「紫外線の適度な強さ」です。健康のために必要な日光浴の指針をご紹介しましょう。
・1日1回、約15~30分
・週に3~4回
・肌の3割ほどを直接日に当てる
例えば、朝起きたら庭やベランダで朝日を15分ほど浴びる。それを1日おきに繰り返せば、充分な紫外線のメリットを取り入れられます。春から秋にかけて日差しが強くなる時期は、木陰や窓際でも充分です。紫外線は乱反射するので、地面や壁に当たって肌へと届きますから、ひなたにいる時より5~10分ほどプラスして、ゆっくり過ごすと良いでしょう。日光浴が終わったらUVケアをしっかり行って、過度な紫外線を防ぎましょう。老化を防いで健康に過ごすためには、紫外線も栄養分のひとつと思って、上手に付き合って行きたいものですね。

記事提供/『エンジョイコンプレックス』

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