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美容と健康を支える正しい油とは?

2015.03.23 MON


油と聞くと、「コレステロールの原因」「太る」といったイメージにつながりがちです。健康志向が高まる中、どうやって油を減らすかということも、食生活の大きなテーマになっています。しかし、油を必要以上に減らすと、早く老けるというリスクもあるのです! 実は、老化予防に役立つ油。その力とはどんなものなのでしょう?

体は、60兆を超える細胞の連なりでできています。油はその細胞を包む「細胞膜」を作る原材料として働きます。細胞膜が作られなければ、細胞が正しく育つこともなく、ウイルスなどの敵を防ぐ力も持てません。健康な体を作るためには、まず良い細胞膜を育てることが必要なのです。それだけでなく、油の摂取量が少ないと肌や髪が乾燥してもろくなってしまったり、便秘になりやすいということもあります。油は全身の潤滑油であり、エネルギー源というわけです。天然の美容液とも言えるかもしれませんね。

一般に言われる「油で太る」というのは、過剰に摂取したり、動物性の脂や酸化した食用油など、質の悪い油を摂ることが原因になっています。それらは体の燃焼率を下げ、不要な栄養素の排出を邪魔するので、体内に老廃物が溜まって太ってしまうのです。では、健康な細胞膜を作り出し、若さを保つ油とはどのようなものでしょうか。

●植物性の油
食用油は、ラードや牛脂などを除けば、基本的に植物性のものから作られています。中でもオススメのものをいくつかご紹介しましょう。
・オリーブオイル
・キャノーラ油
・エゴマ油
・ごま油
・コーン油
・べにばな油
油にも、食べ物と同じように栄養分が含まれており、体内では作り出せない成分を補ってくれる役割も担っています。上記の油は、コレステロールや中性脂肪を下げる効果を持つので、良質な油を適量摂るのは必要とされています。

●魚貝類に含まれる油
健康にとても良いのが、魚貝類に含まれる油です。冬場の魚は脂が乗って旨みも増しますが、この脂が、良質な植物性の油と同様に悪玉コレステロールを撃退する力を持っています。

●バター
バターは動物性の脂肪ですが、ビタミンがたっぷりと含まれているので、体に必要な栄養を摂るにはとても効率が良いと言われています。マーガリンは植物性油脂の加工品ですが、含まれている「トランス脂肪酸」は悪玉コレステロールを増やすリスクが高いことが分かっています。マーガリンとバターが並んでいたら、迷わずバターを選びましょう。

欧米では良い油と悪い油をはっきり線引きして、健康のためのガイドを作成しています。しかし日本ではまだガイドが整えられていないので、しっかり見分ける目を持って、上質な油を摂りましょう。
・新鮮なものを選ぶ
・封を開けた油を長く置いたままにしない
・旬の魚貝類を積極的に食べる
メタボという言葉に敏感になっている人でも、良質な油を適切な量で食べていれば、そんなに太ることを心配する必要はありません。髪や肌のツヤを保ち、見た目を若々しく過ごすためにも、新鮮で品質の良い油を、毎日きちんと摂取しましょう。

記事提供/『エンジョイコンプレックス』

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