ドイツ心理学者が調査!交友関係もスピードが大事

友達づくりは「最初の3カ月」が鍵

2015.03.30 MON


ビジネスにとって人間関係の広さは、ビジネスにも恋愛にも生きる重要な要素。新たな出会いの多い異動の季節だからこそ、よく肝に銘じておこう kou / Imasia(イメージア)
春はビジネスマンにとっても“出会いの季節”。職場に新入社員や異動者がやってくるケースのほか、自分自身が新たな職場で働きはじめる人もいるだろう。

しかし、自身の“ホーム”に新人を迎え入れる側なら良いが、異動する側となると、アウェイな職場で人間関係をイチから築き上げねばならない。職場の人間関係は“仕事のしやすさ”を左右するだけに、つまずきは避けたいところ。そこで心理学者の内藤誼人先生に、良好な人間関係を築く秘訣を尋ねてみた。

「人間関係は最初が肝心。男女を問わず広く交友を持ちたければ、最初の3カ月だけは無理をしてでも色んな人と積極的に仲良くすることが大切ですよ」

スタートダッシュがその後の関係を左右するという内藤先生。このアドバイスは心理学的なデータに基づいているという。

「ドイツ・フンボルト大学の心理学者ジェンス・アセンドルフ氏が、新入生132名を18カ月にわたって追跡調査し、人間関係に関する傾向を分析しています。その結果、どんなに社交的な人でも、交友関係の広がりは最初の3カ月でほぼ頭打ちで、それ以降は新たな友人が増えるケースは少ないのだと結論づけています。これはつまり、グループやコミュニティというのは一度形成されてしまうと、後から入ってこようとする人間を異物として見てしまう習性があるからなんです」

たしかに自分自身の交友関係を振り返ってみても、いまだに仲のいい大学時代の友人というのは、入学直後に親しくなった連中ばかりだ。

「さらに見逃せないのは、この調査で、友人が多い人ほど交際する恋人の数も多いことがわかったことです。交友関係が広ければ、それだけ知り合う異性の数も恋愛の機会も多いわけですから、これは当然でしょうね」

なかには「自分は人見知りだから…」と、新たな出会いに気後れしてしまう人もいるだろう。でも、恥かしがってモジモジしていると、結局は損することになりかねないので、ぜひ勇気を奮って話しかけてみよう。
(友清 哲)

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