男性20%、女性13%が日常化!

お風呂でおしっこがしたくなる理由

2015.04.15 WED


慢性的な水不足に悩まされているオランダのある州では、“お風呂場おしっこ”を積極的に推進して節水を呼びかけているとか!
お風呂場でついおしっこをしてしまう――。

そんな人はいないだろうか? なんでも、調査会社「リサーチパネル」が10~50代の男女約3万人に実施したアンケートによると、「日常的にお風呂場でおしっこをする」と回答した人は、男性で全体の20%、女性で13%もいるという。もしかすると、お風呂場って“おしっこをしたくなる”場所なのかも?

そこで、飯田橋中村クリニックの泌尿器科医・中村剛先生にお話を伺いました。

「確かに、お風呂場にはおしっこをしたくなる条件がそろっているといえますね。一つには、“条件反射”が考えられます。人間の頭の中にはトイレで用を足す時や、流す時に聞く水の音が記憶されています。そのため、水の流れる音がよく聞こえるお風呂場では反射的におしっこがしたくなるんです。当院でも、この条件反射を利用して、おしっこが出にくい患者さんに水道のジャーッという音を聞きながらおしっこをしてみるよう勧めているんですよ」

なるほど! しかも水が流れる音だけでなく、飲み物を注ぐ音や雨の音を聞くだけでおしっこがしたくなることもあるそう。まさに、おしっこ版“パブロフの犬”現象…! では、他に考えられる要因はありますか?

「そもそも尿は腎臓で作られるのですが、お風呂で温かいお湯に浸かって血液循環が良くなると、腎臓の働きが活発になり、尿が作られやすい状態になります。さらに、お風呂でリラックスすることで普段締まっている尿道の筋肉も緩み、おしっこが出やすくなるんです」

これならお風呂場でおしっこをしたくなるのも納得です! また、中村先生によると“お風呂場おしっこ”にはストレス解消のメリットもあるとか。

「お風呂場では心身ともにリラックスした状態でおしっこができるので、トイレでするよりも開放感や快感を覚える人は多いと思います。それに、出たばかりのおしっこは無菌なので、体に害はないんですよ」

ただ、お掃除だけはしっかりしないと、周りに飛び散った尿がこびりついて悪臭を放ってしまうので注意が必要とのこと。

なにげなくやってしまう人も少なくない“お風呂場おしっこ”には、奥深いメカニズムが隠されていた! みなさんも仕事のストレスが溜まった時には、“お風呂場おしっこ”をチョロっと試してみる? 
(山川俊行/short cut)

※この記事は2013年4月に取材・掲載した記事です

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト