触るとひんやり冷たい人は脂肪がつきやすい!

医師に聞く「二の腕痩せ」の秘訣

2015.05.06 WED


二の腕の下側に効果的なのは、写真のように前傾姿勢になり、ダンベルを持った手をゆっくりと前後に振るトレーニング。ダンベルの代わりに、ペットボトルを使っても
半袖の季節になると、二の腕が気になって仕方がありません。筋トレをしてもなかなか細くならず、諦めて早数年…今年こそ本気で取り組むべく、二の腕痩せの秘訣を小林メディカルクリニック東京の小林暁子先生に聞いてきました。先生、そもそもなぜ二の腕は痩せにくいのでしょうか?

「皆さんが気になるのは、二の腕の下側にあるお肉ですよね。上側にある上腕二頭筋に比べ、下側の上腕三頭筋は普段の生活で使うことが少なく、鍛えにくい箇所です。また、日常生活でも無意識のうちに、下側に負担がかからないような姿勢や動きをしていることも多いです。つまり、それなりに意識してトレーニングをしないと、痩せにくい箇所と言えます」

やっぱり地道な筋トレを頑張らないといけないんですね。トレーニングのコツはありますか?

「どうしても上腕二頭筋のほうが強いので、そちらに力を込めてしまいがち。たくましい腕を作りたいときはいいのですが、下側のたるみが気になるなら、上腕三頭筋に効くトレーニングが必要です。筋トレしながら、下側の筋肉に力が入っているかどうか、意識しながらおこないましょう。また、体のコリのせいで、肉が落ちにくくなっている場合もあります。首から肩、背中までを覆う僧帽筋は、重い首や胸をキープするために使われているので、凝りやすい筋肉です。ここが凝ると二の腕が血行不良になり、老廃物が溜まって脂肪がつきやすくなります。二の腕がいつもひんやり冷たい方は要注意です」

まさに冷たいです…! 血行を改善するには、肩コリをほぐせばいいのでしょうか?

「それとあわせて、脇の下をよくほぐすのも効果的です。手首から肘、二の腕と順にマッサージしていき、最後に脇の下をよく揉んでほぐしましょう。血流改善に加え、脇の下には大きなリンパ節があるので、リンパの滞りを改善するのにも役立ちますよ」

なお、「ただ細くすればいいのではなく、バランスよく筋肉のついた体であることが大切」と小林先生は言います。

「患者さんからよく聞くのが『50歳を過ぎてダイエットをしたら、二の腕は細くなるというより、しぼんだ印象になり、かえって老けて見えてしまった』という声です。これは年齢により、筋力が落ちていたのが原因です。ダイエットによって体重は落とせても、適切な筋肉がないと歳を重ねるにつれ、たるんだ印象に仕上がってしまいます。とくに普段使わない二の腕の下側は、筋肉が落ちるペースも速いもの。できるだけ若いうちから、軽めのウェイトトレーニングをおこなっておくとよいでしょう」

なんとも耳の痛いお言葉ですが、地道な筋トレとコリの解消あるのみ! ということですね。今年こそ、適度な筋肉のついたスッキリ二の腕を目指して、本気で頑張ります。

(富永明子)

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